イギリス政府は国民に「毎日髪を洗わないで」と勧告したそうです
英国では観測史上初となる40度越えの猛暑が襲い多くの方々に被害が出ています
この時期の平均気温は27度位と言うことなのでどれぐらい暑い日が想像できます
株式会社 日向の鳥辺康則です
ほんの数年前観測史上初となる35度を超えました
それからわずかの期間で40度を超えてしまったのです
これは1000年に1度の頻度の異常気象だと発表しています
さらに「人為的な温室効果ガス排出による気候変動がなければ起こり得なかった!」としているのです
この記録的熱波は自然災害ではなく紛れもない「人災」だと言うことです
英国でこうした熱波が起きる確率は、産業革命前に比べ10倍以上高まっていたことがわかってます
英国では今後35度を超えるような熱波が頻繁にこの国を襲うと言うことが想定されています
異常事態が平時となるとても怖いことです
さらにそれによって深刻な干ばつや水不足も発生しています
そんな中で英国政府は国民に水の節約を要請しています
具体的には毎日髪を洗わないように勧告すると言うことも入っています
しかしそもそも英国人は毎日髪を洗いません
世界を見ても毎日髪を洗う国民てほんのわずかだと言われています
2017年の調査によると次のようなことがわかっています
米国の女性の66%が毎日髪を洗っていない
英国の女性の60%がシャワーを毎日浴びない
さらに3人に1人の女性が全く洗わず3日間も過ごす
フランス人が週に2日しかシャンプーをしない
え〜汚い!と思わず口に出した人もいるかもしれません
でも世界を調査してみると毎日シャワーをしますが髪を洗うのは2〜3日に1回が多かったみたいです
やっぱり毎日髪を洗う国民て少ないんですね
理由は様々あります
水が硬水であるため、水質が安全じゃないため、きれいな水が確保できないため、そもそもシャワーできる環境がないため
など水に対しての問題です
さらに世界的水不足によりこれらが加速しています
蛇口をひねって水が無料のように出てくる国は少ないです
さらにその水が安全で飲み水として使用できる国は1%もありません
さらに水道料金の高さです
多くの国が日本の水道料金の2倍以上の金額を払っています
水と言うものに対してとても価値が高く大切にしなければいけないと言う観念が強のです
他にも天候の差があります
日本は高温多湿のため大量の汗を毎日かくので湯船につかる習慣があります
そして体を洗い、洗髪する習慣が昔からあるのです
しかし海外はへ空気が乾燥していたりするためそんなにベタついた汗が出なかったりする地域も多いです
さらに東南アジアなどに行くとシャンプーそのものが買えなかったり、シャワーする設備がない貧しい国々の人も多いです
アメリカのセレブですら毎日シャンプーはしません
ノー・プーと言われるシャンプーを使わない湯シャン(お湯だけで髪を洗う)が流行っているらしいです
他にも理由はあります
理由は、洗剤で皮膚常在菌(善玉菌)まではがしてしまうのは良くないというものです
皮膚表面にはばい菌や乾燥などの外的刺激から守ってくれる常在菌がいて、酸性の膜を作って保護しているのだが、洗剤で洗うと常在菌のほとんどが死滅してしまうと考えられています
強い洗浄力のシャンプーで洗う
↓
頭皮の皮脂を過剰にとってしまうと、頭皮はそれに反応して過剰に油を出してしまう(ホメオスタシス)
もちろん皮脂の出やすい体質の人や個人差はあるが、画一的に全員が毎日シャンプーをする必要はなかったという原点回帰が起きているのかもしれません
少なくとも、強力なシャンプーで人体由来の天然のオイルである皮脂・常在菌を根こそぎ奪い取ることに対してデメリットがあると言うことです
毎日シャンプーすることが悪いと言う事じゃありません
毎日シャンプーしてることが世界のスタンダードではないと言うことをお伝えしたかったのです
私は水不足や環境のことも考えてシャンプーを原液では使いません
もともと使用しているシャンプーもオーガニックの環境にとても良いシャンプーです
さらにそれを特殊な水で80%以上薄めて使っています
それが正しいわけではないです
しかし様々なことを考えるとそれだけの量のシャンプーが必要なのかと疑問に思ってしまいます
シャンプーを売ってる会社の社長がいるんだから笑っちゃいますよね
今回のイギリス政府が発表した勧告がとても心に刺さったのでブログに書くことにしました
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