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ドキュメンタリー映画「グレタひとりぼっちの挑戦」を観て思うこと・・・

昨年の年末にドキュメンタリー映画「グレタひとりぼっちの挑戦」を映画館で観てきました

とても衝撃的で人生観を変えてくれるような素晴らしい映画でした

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

ドキュメンタリー映画に関しての情報はこちら⬇︎

https://greta-movie.com/

https://m.youtube.com/watch?v=AZ8e0v1VcsM

環境問題や健康問題に関わる仕事をしてるので当然グレタ・トゥーンベリさんの存在は知っていました

2018年、スウェーデン・ストックホルムにある国会議事堂前でたった一人で学校ストライキを始めた少女です

3週間にわたるストライキは、注目を集め数ヶ月のうちに全世界中に広がるムーブメントとなりました

その彼女の行動がスウェーデン国内だけではなく全世界に報道され、若者を中心に様々な方の心を動かし今では2000カ所以上で気候変動に関わるストライキが広がっています

正直私がメディアを通して彼女を見ていた感想は・・・

とにかくマイナス思考で悲観的であり、彼女の表情から明るさや楽しさを感じませんでした

この世の中は想念がすべてを具現化すると思っています

今私たちの置かれている立場は非常に厳しいのはわかるのですが、マイナス的な想念で怒りたちをぶつけてそれで良いのだろうかと言う疑問が彼女に対しての感想でした?と言う疑問が彼女に対しての感想でした

しかしこの映画を見て自分の浅はかな考えを反省しました

グレタさんにかかわらず、メディアに出てる人は一面的にしか伝えられてない

本当に彼女は多面的であり、決してマイナス思考から今回の行動が起きていないことやへ彼女が抱えている明るさやユーモアなども全て感じることができました

そして彼女はいろいろな考え方がある中で、排除せず受け入れること、多様性についても本当に理解していることがわかりました

その中でとてもつよい意志と一度決めたら絶対に裏切らない信念の力が彼女を突き動かしていることもわかりました

グレタは、2011年に学校の授業で環境問題に関する映画を見てショックを受けました

その後あまりのショックだったので摂食障害になり、後にアスペルガー症候群と診断されました

彼女は他にも強迫性障害(OCD)・選択無言症などの障害を持っていることもわかりました

アスペルガー症候群は自閉症と似てると言われますが実際には違うみたいです

社会性・コミュニケーション・想像力・共感性・イメージすることの障害であり、特徴としてはこだわりの強さ・感覚の敏感さなどがあります

実際に彼女はアスペルガー症候群と言う障害を持ってるがゆえに気候変動と言うことに徹底的にこだわり調べて現実を知っています

そして彼女の素晴らしいところは複雑な気候変動や環境問題の現実をわかりやすい言葉で世界に発信できることです

国の代表や政治家のように難しい言葉でごまかしたり茶化したりしません

シンプルな言語化に変え誰もがわかる言葉で発信できる力があるのです

映画の中で印象的だったのが、彼女が一人でストライキをしている時の周りの人の反応でした

彼女の目の前を通る人は大きく分けると3パターンに分かれました

「頑張って」と応援する人

「学校に行きなさい」と説教する人

そしてほとんどは完全に無視する人

これって今起きている世界の気候変動問題に対する反応と同じなんです

我々の命や地球上のすべての生態系が脅かされている現実がある中で人々は3つのパターンに分かれてます

積極的に関与する人

お金や経済を優先して批判的に捉える人

ほとんどは無関心な人

環境問題に対して無関心な人はいると思うのですが、無関係な人は一人もいません

グレタは自分が目立ちたいとか有名になりたいと言う思いでこのような活動は一切していません

彼女の行動を私みたいに偏見の目を持ってよく思わない人も多いと思います

しかし彼女はアスペルガー症候群と言う特徴もあり叩かれることによって傷つく事は少なく、それよりも気候変動への警告を無視する大人たちの多いことに愕然としているのです

彼女は、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)やダボス会議、国連気候行動サミットなど世界の主要な会議やイベントで登壇しストレートの言葉で大人たちに発信してきています

それに対してよく思わない方々も多いかもしれません

でも彼女の思いは本当にピュアでありストレートです

このままでは自分たちの未来がない

自分たちの未来は今の大人たちの決断で決められてしまう

そのことに対して行動しないのは絶対におかしい

そんな思いが彼女をつき動かしてます

映画に関して彼女からのメッセージがありました

私が学校ストライキを始めたことで、いろいろなことが起こったのは確かだけど残念ながら私たちはまだ出発点から先に進んでいない。今はまだ必要な変化や問題意識の高まりも全く見えてこない。とにかく私たちが社会に求めているのは、気候問題を危機として捉えること、そして安全な未来を守って欲しいと言う事だけ。映画を見ればその実現までどれほど遠いのか分かってもらえるはず。もう時間がないんだと言う科学的メッセージが伝わっていないことも。グレタ・トゥーンベリ

われわれは一人の少女に何を教わっているのでしょうか?

われわれは彼女の行動を通して何に気づかなければないけないのでしょうか?

この映画を見て多くのことを感じてほしいと思いました

無関係の人は一人もいないんだからすべての人に見てほしいと思いました

そんな感想を少しだけブログに書きました

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