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自然界から見ても人間は「群れ」を形成する生き物だと思います

人間は一人では生きていけない生き物だと私は思っています

互いに助け合い「群れ」を形成して、協力し合いながら社会と言うものを作っていったのだと思います

株式会社 日向の鳥辺康則です

もちろん中には群れるのが嫌いだと言う一匹狼みたいな人はたくさんいます

でも、結局は誰からお世話になって生きていると言うことに変わりは無いのです

自然界を見てみてもヒトは動物としてはか弱いと思います

逃げ足だって速くないですし、相手を突き刺す鋭い角(つの)も牙(きば)も持ち合わせていません

武器なしで戦ったら、ライオンや熊・イノシシにだって負けるでしょう

そんなか弱い動物が地上にこれだけのさばっていられるのは、「群れ」で社会を形成し何事も協力し合っているおかげだということ

歴史的に見てもヒトは「群れ」で交流するために言葉が生まれたと考えられてます

脳が言葉をつくり言葉が脳を変える」といわれますが、言葉でコミュニケーションを交わすうちに脳が刺激され、活性化されこれだけ多彩な文明・文化をつくり出してきたともいえるかも知れません

脳科学の最先端の研究からもこんなことが言われています

ヒトが「群れ」から切り離されて孤独になり、言葉を交わす相手を失うと、脳に対する刺激が低下してしまいます

それは間違いなく認知機能の低下につながり、認知症の可能性が高まります

使わないと衰えるのは筋肉ばかりではなく、脳も同じなのです

孤独や孤立になって話し相手がいなくなるだけで脳機能は低下していると言うことです

逆に群れの中で互いに言葉を交わし刺激し合うと脳が活性すると言うことです

その時に一番脳が喜ぶ言葉は何なのか?

それは「ありがとう」と言う言葉らしいのです

ヒトの脳には「報酬系」というしくみがあります

群がり動物”であるヒトの脳にとって「ありがとう」は、大きな報酬なのです

「ありがとう」という言葉で感謝を伝えれば、相手は報われたと感じます

そこに絆きずなとコミュニケーションが生まれるので、孤独に陥る心配も大幅に減らせます

魔法の言葉が「ありがとう」なのです

「ありがとう」という感謝の言葉をかけてもらった側も、それを聞くとあらためて相手のことを考えます

そのときにも脳は活性化します

特に日頃一緒にいる配偶者や親にこの言葉を投げかけてみてはどうでしょうか?

1日3回ありがとう言ったのであれば、明日は5回言う努力をしてみてはいかがでしょうか?

言われた方も絶対に嫌な気分にはならないと思います

そんなちょっとしたことって、意外に大切だと思う時が最近あります

私も今日何回ありがとうと言えるか数えてみたいと思います

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