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ドーパミン中毒による「依存症」が過去類を見ないくらい拡大してる現実があります

皆さんは「依存症」と聞くと何を想像しますか?

普通はアルコールやドラッグ・ギャンブルや買い物依存症などが幅広く知られています

株式会社 日向の鳥辺康則です

しかし、現在社会では誰もが依存症に陥る可能性があると指摘している専門家もいます

薬物、食べ物、ニュース、ギャンブル、買い物、ゲーム、電子テキスト、性的な電子テキスト、フェイスブック、インスタグラム、YouTube、ツイッター……

今日私たちにとって強い報酬刺激となるものの数・種類・効能の増え方といったら愕然とするほどです

スマホはインターネットにつながれた私たちに24時間・週7日・休みなしにデジタル方式でドーパミンを運んでくる現代の皮下注射針だと言われています

特に最近問題視されてるのが「デジタルドラッグ」と言われるものです

オンラインカジノやオンラインゲーム等を含めたデジタルデバイスによる依存症です

スマホやSNSへの依存はすでに大きな問題となりつつあります

依存の対象は特定のモノやサービスとは限らないのです

自分自身の「消費」行動そのものに依存する方も増えているのが現実です

それがネットショッピング「依存症」です

さほど欲しくもないのに、ポチってしまう行動です

このような依存症の方は買うモノは何でもよくて、とにかく「買う」という行為自体から喜びを得られるようになっているのです

このような依存症にはドーパミンが関係しています

ドーパミンは報酬を得ようとする動機に対して重要な役割を果たす神経伝達物質であり「好き」よりも「欲しい」に関係しています

買い物や盗撮の依存症の人たちが買ったものや撮ったものにほとんど関心を示さないことが珍しくないのは、その人たちの脳が買うとか撮ること自体のほうがはるかにドーパミン放出が起こるようになってしまっているからなんです

世の中には人間に快楽を与え逃避させてくれるものが限りなくあります

流行・SNS・リアリティ番組・お菓子やファストフード・ゲームなどです

そして依存症の怖い事は自分自身の力では止められないことです

周りの助けや薬の処方によって改善するのが現代医学です

実際にドーパミン放出に関係する精神科の処方薬の使用も大幅に増えています

アメリカの成人の4人に1人以上、子供は20人に1人以上が日常的に精神科の処方薬を飲んでいます

依存症の怖いのは、それらのものを止めてしまうと禁断症状が現れることです

不安・過敏症・不眠症・身体的違和感などです

現在ではこの依存症を乗り切るために次のようなものが友好的だと言われています

マインドフルネス瞑想によって自己の心の動きをメタ認知したり、あるいは散歩や冷水浴・エクストリームスポーツ等々の健康的な代替手段でドーパミンを出すなどして1か月やめところからスタートするしかないみたいです

もう一度言いますが、依存症は自分の力で止められません

理解のある周りの方々の援助があって、初めて一歩進むことができます

私はアルコールもタバコも吸わないから大丈夫と思ってる人も多いですが、今の依存症はありとあらゆるものに存在していて知らない間に陥っているケースが多いのです

例えば、仕事がバリバリできる人はワークホリック依存症

バリバリ働いてないと不安を覚えたり寝れなかったりする症状です

こんなことですら依存症になっているのです

本当に自分は大丈夫と思わずに身の回りのものをチェックした方が良いと思います

そののめり込んでるものや行動を1ヵ月止めることができたら大丈夫と言われています

私なんかホラー映画依存症なので一ヵ月なかったらどうなるか心配です🤣

それぐらい依存症と言うのは、特別なことではなくすべての人が関係してることに広がってきています

そんなことを1人でも多くの人に知ってほしくてブログを書きました

また今回ブログを書くにあたって参考になった本があります

米スタンフォード大学医学部教授で、依存症医学の第一人者であるアンナ・レンブケ氏は著書『ドーパミン中毒』です

興味のある方がいたらぜひ読んでみて下さい

とても参考になる知識や文章がたくさん書かれています

ほんとに最後まで読んでいただきありがとうございました

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