間違ったフライパン選びがあなたの健康を脅かすかもしれない
テフロン加工のフライパンは、魔法のフライパンなどと言われ幅広く日本国内でも使用されています
しかし、実際にはテフロン加工のフライパンの実態をしっかりと把握して、使わないととても怖いことになる可能性があるのです
株式会社 日向の鳥辺康則です
なぜならば、そんなフッ素樹脂加工のフライパンや鍋を使用中にコーティングが壊れると、おびただしい数の微細なプラスチック粒子が料理に放出されてしまうことが分かったからです
オーストラリア・フリンダース大学のYouhong Tang氏らの研究チームは、テフロン加工のプライパンを料理に近い環境にし実験したところ恐ろしいことがわかったのです
それは、コーティング表面に小さな傷がついただけで30秒間に9100個の微細なプラスチック粒子が料理に混入するとのことです
コーティングが壊れた場合は230万個もの粒子が放出されることが判明しました
つまり、ちょっと傷ついただけで食品汚染すると言うことです
そしてこのコーティング剤がとても怖いものなのです
テフロン加工の調理器具に使用されるPTFEは、極めて長期にわたって環境中に残留することから「永遠の化学物質」と呼ばれていませ
「パーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)」という物質群に属しているため健康上の問題があります
このPFASに関しては、最近沖縄での水道水から全国平均の最大14倍の濃度が検出されており大問題になっています
何度も言いますがPFASは人の体内や環境中に長く残ることから「フォーエバー・ケミカル(永遠の化学物質)」と呼ばれ世界的に厳しい目が向けられています
体内に入ると分解や排せつがされにくく、体に蓄積して悪影響を与える可能性があります
一般的な健康リスクとして、腎臓や前立腺などの発がん性・出生児の低体重・免疫力低下・血液中の中性脂肪増加などがあります
沖縄の水道水からなぜ高濃度の有機フッ素化合物が検出されるのか?
原因はどうやら米軍基地らしいです
米軍側は認めませんが様々な調査によって米軍基地がPFOSやPFASの汚染源である可能性が限りなく高いとの結果になっています
詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください⬇︎
当然危険な物質なので国の基準が設けられています
しかし、その基準が今年アメリカ側でとても厳しく変更されたのです
米国では、PFASの毒性を重く評価し飲み水の規制をこれまでの3000倍厳しくする新たな基準を打ち出し、アメリカ連邦議会で審議中の国防権限法では、健康被害の調査拡大などが法案に含まれています
このことに対して書いたブログもあるのでよかったら読んでみて下さい⬇︎
https://117kirei.com/20220622toribeblog/
つまり少量でも人体に影響及ぼすと言うことです
このことに対してさすがに国も調査に乗り出そうとしています
この問題について、西村明宏環境大臣は年明けに専門家会議を設置することを明らかにしました
西村明宏環境大臣
「PFOS等に関する水環境の目標値等の検討。また、PFOS等対策の全体戦略の検討。これを開始したいと思っております。」
それぐらい大問題だと言うことです
そんな危険な物質が、あなたのフライパンから食品へ汚染されていると言うことを知っていますか?
マイクロプラスチックやナノプラスチックが人体に及ぼす影響についてはまだはっきりとした答えは出ていません
しかし、NHKでも過去に特集組んで危険性をはっきりと報道しています⬇︎
北海道大と東京農工大の研究チームは、微小なマイクロプラスチックに添加された化学物質が、水に溶け出したり餌を通じたりして魚に取り込まれることが実験で明らかになったと発表しています
マイクロプラスチックに添加された化学物質の中には、発がん性物質のものや危険なものがたくさん含まれています
絶対に人体には良くないと言うことです
更に、マイクロプラスチックは血液中や肺の中、さらには母親と胎児をつなぐ胎盤など人体内のさまざまな場所で見つかっています
劣化したり分解されたりせずに長期間残留することから健康被害も問題視されています
テフロン加工フライパンが=ダメだと言うわけではありません
テフロン加工フライパンの取り扱いに注意してほしいのです
金属製のものでゴシゴシ洗わないことや傷を付けないことがとても大切です
そして大切な事は、表面に傷が付いたりコーティングが損傷したりしたら速やかに破棄することです
なぜならば、そのことがあなたの健康害したり未来の子供たちに大変な事態を起こすからです
一部では、テフロン加工に使われている有機フッ素化合物は、危険ではないと言う説がありますが真っ赤な嘘です
彼らの言い分は次のようなものです
米国連邦食品医薬局から、人体に毒性はない
デュポン社からは、テフロンが剥がれて食べてしまっていても体内で化学変化を起こすこと無く体外へ排出される。すなわち安全であると言っています。
また厚生労働省、米国連邦食品医薬局、欧州食品安全機関など厳しい団体の基準に合格しているとも言っています。
フッ素樹脂の安全性を見るために動物実験を行った研究機関のデータでもマウスに90日間食べ物の25%にフッ素樹脂を混ぜて与えたが、異常は一切見られなかったと言われています
なぜこれが嘘だと言えるのか?
このテフロン加工フライパンを作ってる、デュポン社が元の企業だからです
この事は、映画にもなり全世界で衝撃を与えています
「ダーク・ウォーターズ」と言う映画です
そのこともブログに書いたことがあるので読んでみて下さい⬇︎
https://117kirei.com/20211224toribeblog/
その他にも有機フッ素化合物に対して書いたブログもあります⬇︎
https://117kirei.com/20220504toribeblog/
つまり、フライパン選びはとても慎重になって欲しいのです
では、どんなフライパンを選んだら良いのか?
こちらの記事を参考にしてください⬇︎
https://ranking.goo.ne.jp/select/8149
ちょっとした選択が健康を失う危険な行為につながります
特に妊婦さんは注意してください
知らないでは済まされない事態になります
そんなことを思って今回ブログに書きました
そしてよかったら、この情報を多くの方に知らせてあげて下さい
なぜならば、取り返しのならない事態になる可能性があるからです
最後まで読んで下さってありがとうございます
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