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中国各都市での大気汚染は改善傾向にあると聞きますが本当は?

昨年ぐらいから中国の各都市でPM2.5などの数値が大幅改善されたと言うニュースが流れてきました

本当なのでしょうか?

株式会社 日向の鳥辺康則です

ニュースによると中国339都市の大気汚染が2021年に改善したと言うことです

公式統計によると粒子状物質「PM2.5」は平均で9.1%減少し、1立方メートル当たり30マイクログラムとなったそうです

大気汚染が深刻な北京・天津・河北地域は43マイクログラムと前年比5.7%減少したそうです

上海がある長江デルタは11.4%減の31マイクログラムだったそうです

国内基準は「暫定」ベースで35マイクログラムとしています

しかし世界保健機関(WHO)は5マイクログラムを推奨している大きな違いが生じています

それにしても大気が少しずつきれいになってると言う事は嬉しいニュースではないでしょうか?

しかし別のニュースで中国で発生した大気汚染物質が大和に流れていっていると言う現実もあるみたいです

1月7日早朝から同日午後にかけて、各地で大気汚染を引き起こす微小粒子状物質PM2.5の濃度が上昇するとして注意を喚起が出されました

PM2.5の大気中の濃度は1立方メートル当たり200~300マイクログラムだったそうです

この原因は中国から流れてきた大気汚染物質だということがはっきりわかっています

台湾に流れてきてると言う事は当然日本にも来ていると言うことです

大気汚染によって最も懸念されるのが健康被害です

大気汚染はぜんそく・肺炎・肺機能の低下といった下気道感染症の原因になるとされています

PM2.5の量がWHOのガイドラインのレベルを1%上回ると呼吸困難を感じる割合が12.8%、湿った咳(痰の出る咳)が出る割合は12.5%、下気道感染症にかかるリスクは8.1%高くなるとのことです

さらに大気汚染物質を吸い込むことで鬱になる可能性が20%高くなると指摘されています

大気が汚染されている状態は、毎日1.7本のたばこを吸うのに相当するそうです

結局中国で汚された大気汚染が他国に流れ込んできてるだけなのではないでしょうか?

自分の国では被害が少なくなったので、堂々と発表してる中国ですが本当なのかと疑ってしまいます

全世界を見ると発展途上国や後進国が建設ラッシュなどによりPM2.5がますます発生しています

WHOの基準値を150%以上超えてる都市も数多くあるのが現状です

大気も海もつながっています

自国で汚してないとしても、他国での汚染物質が流れてくるのです

こういった問題は、国を超えて地域全体で考えなければならないと思ってます

そうしなければ、結果的に被害を被るのは別の国の方々です

今回、中国が堂々と大気改善されたと発表してたのを見てびっくりしたのでこんなブログを書きました

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