世界で無宗教の人が増えていっているのは良いことなのだろうか?
英国でキリスト教徒が半数を下回ると言うショッキング的なニュースが報道されました
かといってイスラム教徒などの他の宗教に変わったのではなく宗教の人が増えていると言うことです
株式会社 日向の鳥辺康則です
米国でも若者を中心にすでに3割の人が無宗教だと言うことを答えています
なぜか世界で無宗教の人が増えていっているのが現状です
本当に無宗教で良いのでしょうか?
今から30年以上前にカナダに行った時、宗教を聞かれて「無宗教」と言ったら大変びっくりされたことを覚えています
そして、国によってはトラブルを招くことにもなります
海外で無神論者は、「神をおそれない傲慢な人」「不遜な考えを持つ人」というふうに受け止められます
でも私は無宗教と答えた人でも神を信じなかったり、信仰心がないとか宗教を完全に否定しているという意味ではないと思ってます
なぜならば、初詣で神社に行ったりお葬式は仏教的なものをしているからです
つまり仏教や神道に対しては抵抗の少ないと思っています
また日本人は誰に対してもお辞儀をするが、これは儒教の影響が大きいと言われています
様々な文化の中に宗教的なものが入ってるのは間違いないです
しかし、外国人から見たらそれが一つに絞られてないことが不思議だと言われています
神社に行く人は寺院にも行く
だから何と普通思うのですが、理解できないと言う外国人もいます
なぜならばベースの宗教が違うからです
神社は日本古来より信仰されている神道の施設で、寺院は538年に中国を経由して伝えられたインド発祥の仏教の施設です
でもそんなこと考えて言ってる人いないと思うんですがね
海外の多くの国では信仰する宗教はひとつであるため、神社や寺院の両方を訪れ、またハロウィーンやクリスマスなども祝う日本の国民性は非常にユニークに映ります
しかし毎週日曜日教会に行ったり、戒律を厳格に守ったりすることはないです
にもかかわらず日本のお祝い事やお祭り、お盆など多くのイベントや文化は宗教発祥です
穢れや縁起など日本人の意識していないところで宗教的価値観として深く根づいています
これがとっても不思議だと見られちゃうのです
でも、私はそれが日本人の素晴らしいところだと思っています
ひとつの宗教を絶対として崇めるのではなく、宗教の良いところを取り入れながら、本当の意味での大切な行動を行っていく
多様性を受け入れられる唯一の国民が日本人ではないでしょうか?
そして決して無宗教だからといって、目に見えない世界や死んだ後の世界を否定してるとは思いません
その存在も認めながら生きているのだと思ってます
世界で広がる無宗教の人たちも、時代の変化とともに、多様性を受け入れる人たちなのかもしれません
そんなことを感じたのでブログに書きました
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