「肥満」はもはや病気と言うカテゴリーらしいです
痩せ方よりもちょっとぽっちゃりの人の方が長生きするとよく聞きます
日本ではコロナ禍で小学生を中心に、肥満の人が増えていると言うニュースを聞きました
株式会社 日向の鳥辺康則です
原因は外に出れないことによる運動不足と巣ごもり需要によるインスタントフードやジャンクフードの消費拡大だと言われています
一般的に肥満の指数でよく使われるのがBMIです
「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で算出できるBMI(ボディマス指数)
WHOでは、BMIが18.5~25未満は「健康」としており、BMIが25以上は「太りすぎ」、30以上は「肥満」とみなしています
ちなみに私は26なのでヤバイですね
ちなみにBMIは指数としてあまり信じていませんが
そしてこのたび面白い数値が発表されました
それは1975年から2016年における、世界195か国、1億2890万人のBMIの動向を国別にまとめたものです
その結果、最新の2016年時点で「肥満率が高い国」と「肥満率が低い国」のトップ10が明らかになったのです
肥満率が高い国
1位 ナウル(88.5%)
2位 パラオ(85.1%)
3位 クック諸島(84.7%)
4位 マーシャル諸島(83.5%)
5位 ツバル(81.9%)
6位 ニウエ(80.0%)
7位 キリバス(78.7%)
8位 トンガ(78.5%)
9位 サモア(77.6%)
10位 ミクロネシア連邦(75.9%)
※数字はBMIが25以上の「太りすぎ」「肥満」の人の割合
1位がソウルだと思って勘違いしてしまっちゃいました
「ナウル」と言う国らしいです
肥満率が低い国
1位 ベトナム(18.3%)
2位 インド(19.7%)
3位 バングラデシュ(20.0%)
4位 エチオピア(20.9%)
5位 ネパール(21.0%)
6位 東ティモール(21.6%)
7位 カンボジア(21.7%)
8位 東南アジア諸国連合(21.9%)
9位 エリトリア(22.0%)
9位 ニジェール(22.0%)
※数字はBMIが25以上の「太りすぎ」「肥満」の人の割合
ちなみに日本はどうだったのか?
気になる日本の結果は、肥満率が少ない国の32位(BMI25以上は27.2%)だったそうです
全般的にはアジア肥満率が低いことがわかっています
実はこの調査1975年から始まってるのですが、すべての国において肥満率が減った国が存在しないと言うことが興味深いです
例えば、日本は1975年のBMI25以上の割合は14.9%だったが2016年には27.2%まで増えています
アメリカでは1975年は41.0%だったのに、2016年は67.9%まで増加しています
なかには、30ポイント以上も増加している国もあることにびっくりです
つまりそれだけ世界全体で肥満が増えているということですね
特にアメリカは、肥満そのものが社会的な大問題になっています
米国民健康・栄養調査のデータによると成人の5人に2人以上、子どもの5人に1人近くが肥満であることがわかっています
国民全体で言うと40%以上の人が肥満と言うことです
肥満は糖尿病・心臓病、脳卒中、乳がんや大腸がんなど、さまざまな健康障害と関連があると言われています
原因はジャンクフードと言われているのです
ファーストフードの量は1950年代に比べて4倍にもなっています
確かに、アメリカのマクドナルド行くとドリンクやポテトの大きさにびっくりします
コーネル大学の研究でも、人はより多くのものを与えられるとより多く食べることが実証されています
外食が多い米国人にとって、分量が多いほどカロリー摂取量が多くなり体重が増えるのは当然かもしれません
そこで、政府は様々な規制を行っているのがアメリカと言う国です
砂糖入りの炭酸飲料(ソーダ)に対する課税や、食品パッケージの前面への栄養成分表示の義務化、小売店のレジ前のキャンディー類の陳列禁止といったものです
公衆衛生の専門家らはこれまで、カロリーが高く、栄養価が低い(糖分、ナトリウム、飽和脂肪酸の含有量が多い)そのジャンクフードを対策における標的にしているみたいです
でもほとんど効果がないというのが実態です
他にも食べ物だけではなく、座っている時間の長さや運動量の低下などが関係してると言われています
それぐらい米国は肥満大国だと言うことです
でも、私も人のこと言ってられませんね
だってBMIが26ですから
そんなニュースを聞いたのでちょっと気になってブログに書きました
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