「加工肉」が人間の寿命を左右するテロメアに関係していることがわかりました
加工食品やジャンクフードが体に悪い影響を与えることをブログでいくつか書いています
言われなくてもなんとなくわかりますよね
株式会社 日向の鳥辺康則です
動脈硬化やガンなどを始め様々な病気を誘発するからだと言われます
しかし最新の研究でそれだけではなく我々の寿命に関係している「テロメア」を短縮させることがわかったらしいのです
「テロメア」って聞いたことありますか?
健康上の問題で日常生活を制限されずに生活できる期間を「健康寿命」といいます
長寿化が進むこれからの時代において、健康寿命の延伸は最重要かつ喫緊の課題となっています
そして健康寿命の一つの指針となりうるのが「テロメア」です
テロメアは染色体の末端にある構造です
染色体同士がくっついたりしないように保護する役割があり細胞の分裂回数とも深く関わっています
私たちの体はおよそ60兆個の細胞でできています
細胞の多くは分裂しながら入れ替わりその数を保っています
しかし細胞分裂のたびにテロメアは短くなり、テロメアがある程度まで短くなると、細胞は分裂をやめてしまいます
細胞が分裂をやめれば、新しい細胞は生まれなくなりからだはどんどん老化していきます
テロメアが「命の回数券」と呼ばれるのはこのためです
これは逆にいえば、テロメアの短縮を防ぐまたは伸ばすことができれば健康寿命が延びる可能性を示しています
そして今回は分かったことは?
加工肉がそのテロメアにマイナスな影響を及ぼす食品だと結論付けられたと言うことです
1日の加工肉の摂取量が1食分増えるごとに、テロメアは0.07塩基対ずつ短くなっていることがわかっています
加工肉とは、ハンバーガーやチキンナゲット・ソーセージ・ベーコン・ハムなどです
人間の加齢による自然なテロメアの短縮量が1年に14.5塩基対と言われています
そこから逆算すると加工肉を1年のうち220食分、つまり週に4から5回メニューに取り入れるだけで老化がおおよそ「1年」加速してしまう計算になります
まっそんなに食べる人いないと思いますが、間違いなく加工肉は寿命に関していると言うことです
また、加工肉を生産する過程から発生する終末糖化産物(AGE)という科学物質が、体内で炎症を作るとも言われています
細胞内で酸化ストレスが生じ、DNAが損傷される可能性もありそうした影響からテロメアにも攻撃性が発揮されている可能性があるという研究発表から、多方面で老化を促進させる危険性があることがわかっています
これは加工肉だけではなくジャンクフード全般います
それぐらいジャンクフードと寿命は関係があるのです
ではお肉全部がダメなのか?
いえいえ、加工肉の影響とは反対に1日に1から2回「赤身の肉」を食べるとテロメアが長くなるという研究結果が出ています
赤身肉に含まれるビタミンBやヘム鉄、カルノシンなどの物質がテロメアの短縮を遅らせているのではないかと考えられています
今後はこのテロメアの研究が人間の寿命を飛躍的に伸ばすと言われています
不老不死も不可能では無い可能性もあるのです
今のところテロメア関係の研究で人間を120歳まで生きられるみたいです
食べ物が間違いなく我々の寿命に関係してると言うことがわかったのでブログに書きました
最後まで読んでくれてありがとうございます
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