食糧自給率の低い日本で食糧危機はほんとにやってくるのでしょうか?
食糧危機がやってくるのか?
はたまた食料安全保障の政府の対策によって食糧危機はやってこないのか?
株式会社 日向の鳥辺康則です
このことに対しては、様々な意見がSNSやメディアで論点として取り上げられてます
私も過去にこのことに対して少し触れたブログも書いてます
興味ある方はこちらを読んでください⬇︎
「日本は世界食糧危機が来ることを想定してるのでしょうか?」
https://117kirei.com/20220822toribeblog/
そんなことを思っていたら先日読んだ女性セブンで衝撃的なことが書いてありました
そのタイトルは「日本人7200万人が飢える日‼️」です
そもそも女性週刊誌ってタイトルをつけ方が上手ですよね
えっと思うようなショッキングなタイトルを考える天才です(笑)
そのタイトルだけで購買が決定されることを考えると、マーケティング的にはとても参考になります
しかし今回はタイトルだけじゃなく読んでみると、なるほどと思う部分が多かったです
まとめると次のような内容でした
【日本人7200万人が飢える日】女性セブン
~日本の食料自給率は37%で世界で最初に飢えるのは日本だ!~
★『朝・昼・晩の食事は芋だけ』、とリンゴ4分の1個、焼き魚一切れ以外は芋だけにはすぐそこに来る
★新型コロナ・ウクライナ危機・中国人爆買い・異常気象で食料危機さらに飼料・燃料も高止まりに
★中国のトウモロコシの輸入量は10倍にもなり日本は買い負けてる
★大豆は年間1億トン、日本の大豆の輸入量は300万トンだけで輸出国から見たら、日本は魅力ない国になっている
★小麦は、日本は現在はアメリカ・カナダ・オーストラリアから輸入しているが、ウクライナ戦争で、食糧争奪戦が始まっている➡︎パン、パスタ、ピザ、ラーメン、うどん、お菓子は食べられなくなる(買い負け)
★化学肥料の原料のチッソ・リン・カリウムは100%輸入さらに尿素の96%も輸入
★国内生産で農業に必要なものが国内生産で農業に必要なものが値段が2倍になっている
★将来の自給率は、牛肉・豚肉鶏肉は5%以下になる(35年には牛肉4%・豚肉1%・鶏肉2%・野菜4%)
★日本で流通する野菜の80%は国産だと言われているが、元になる種9割が海外からやってきている
もっと詳しく知りたい方はこちらを読んでください⬇︎
読んでみて感じる事はまんざら嘘が書いてあるわけではありません
かつてキューバの革命家ホセ・マルティは「食料を自給できない人たちは奴隷である」と述べました
高村光太郎は「食うものだけは自給したい。個人でも、国家でもこれなくして真の独立はない」と言いました
果たしていま日本は独立国といえるのだろうか?
現在の日本の食料自給率は37%で、ほとんどが海外からの食料に頼り切っています
さらに国内生産で使われる堆肥や飼料もほとんどが海外からのものに頼っています
最近では、国の外交において食料を盾にとられて言いなりになってる部分があります
まさに米国の言いなりであったり、中国に建て付けない状態が来ています
海外商社の方とお話をさしてもらっても、やはり中国との間で買い負けが頻繁に起きてます
以前は価格や交渉によって入ってきた食材が中国のほうに流れていくため入らなくなってきているのです
さらに、慢性化した異常気象によって世界各地で農作物が不作の事態が起きています
農作物が採れなくなった国々は、輸出を中止する方向に舵を切っているのです
小麦一つとってもウクライナ紛争によって、物流の停止が始まり今では小麦生産量世界第二のインドを始めとする30カ国が輸出をストップしています
結構深刻な事態だと私個人的には思っています
しかし政府はこのことを最優先課題として捉えてはいないのです
実際、昨年1月に発表された岸田文雄首相の施政方針演説では「経済安全保障」だけが語られただけです
「食料安全保障」「食料自給率」についての言及は皆無だったのです
大丈夫なのかと思ってしまいました
「食料やそのもととなる種や飼料を過度に海外依存していては国民の命は守れない」という現実が突きつけられております
国産の食料を少しでも増やし、自給率を上げることが何よりの急務だと個人的には思っています
しかし、国内で自給率を上げるには農業の担い手が必要です
現実的には農業がどれぐらい苦しいのか?
次のブログに引き続き書きたいと思います
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