ありのままの自分を受け入れることが大切だと思います
巷では、自己肯定感を高める本やポジティブ思考になれるようになる本などがたくさん売ってます
とっても良いことだと思うのですがちょっとした違和感を感じます
株式会社 日向の鳥辺康則です
私たちは3次元の世の中で、相対で物事を考える癖があります
自己肯定感が高い方が良い
ネガティブよりはポジティブが良い
とっても正しいことだと思うのですが、人間白黒はっきりつけられることばっかりではありません
例えばポジティブ思考の方は人生が明るくなり、より成功する確率が高くなります
この事は間違いないのですが、ネガティブ思考の方が無理をして一気にポジティブ思考になろうとすると、反動が起きると思うのです
人間の脳は危険から身を守るため、先天的にネガティブな発想が生まれたり悲観的な情報に反応したりしやすい傾向があることを素直に認めることです
確かにポジティブ・シンキングの人はうつ病発症率は低いほか、循環器系が健康な人も多く長生きする可能性が高いことがわかってます
さらにポジティブに考える能力は状況を好転させうるだけでなく、ストレスの持続時間を制限する効果も期待でます
とってもメリットが大きいので、ポジティブ思考はとても大切なのは間違いありません
しかし、ネガティブ思考の人はまずは現実の自分を素直に受け入れてみて欲しいのです
ネガティブ思考の方が無理をしてポジティブ思考になろうとすると現実から目をそらす可能性があるのです
何事も「無理」は、理が無いことを示すので、絶対に続きません
続かないどころかあなたに悪影響を与えます
ある研究によると、「私は愛される」などの肯定的な言葉を繰り返す行為は、すでに自分に満足している人には効果があるとされている一方で、逆に自己評価が低い人にとってはむしろ自信喪失につながることもがわかってます
まずは現実を受け入れることです
そして、現実を受け入れるとともにそこに感謝をすることが大切だと思っています
ネガティブだからこそ、もっともっと人生がポジティブに変換できる可能性があるのです
100%ポジティブだったら向上しようがないのです
無理矢理のポジティブ・シンキングによって辛い気持ちから目を逸らすとそうしたら、そこからの学びがなくなってしまうのです
心の痛みや喪失感、恐怖と向き合って初めてそこから学んだり物事を変えたりしはじめるものだと思います
ネガティブな感情が生まれてきたことを認め、その原因を探ることによって学ぶことができます
人はそうやって成長するのだと思います
思いや思考が具現化すると言うことも間違いなく法則として事実だと思います
だから、ネガティブのことを考えるとネガティブな結果が起きる
ポジティブのことを考えると、ポジティブな結果が起きる
これは間違いないのですが、1つだけ違和感があります
どんなにポジティブなことを考えても、行動しなかったら人生なんか変わりません
毎日瞑想していたら、お金持ちになると言う人がいました
結果的に、その人の会社は破産寸前になりました
もちろん、チベットにいる聖者と言う方々は瞑想してるだけで全て具現化しています
でも、その領域に行ってない我々には行動が必要だと思っています
健康上の問題があったり、仕事や恋愛関係に不満があったりした場合にそれに対して行動を起こす必要があると思います
物事は変わりうるという楽観は素晴らしいものですが、もっとも重要なのは実際に変わるべく努力することなのです
たとえば、離婚をした人が「また新たな出会いがあるはず」と前向きに考えたとしても、実際に行動に移さなければ失望感や無力感にさいなまれた状態から脱するのは難しいものです
思考や思いと同時に行動することが大事です
行動そのものがポジティブです
ポジティブ思考は、間違いなくプラスの効果を与えますが、それは現実から目を背けるのではなく認めた中で行動に移した場合です
そして、ありのままの自分を素直に認めてネガティブだからこそ向上できると思うことが大切です
100点を取った人は、次も100点を取らなければだめなプレッシャーが生じます
学校のテストで30点だった人は・・・
まだ70点以上向上する可能性があるのです
30点だったと言う現実を認めて、そこから学び向上することがポジティブだと言うことです
そんなことを感じたので少しブログに書きました
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