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国内4品目になるゲノム編集食品は米国産のとうもろこしでした

私自身はゲノム編集=悪だと言う偏見的な考えを持ってません

かといって絶対に安全なものだとも思ってません

株式会社 日向の鳥辺康則です

遺伝子組み換え食品も含めて、世界で起こっている食糧危機を考えればテクノロジーの発展とそれによっての食料安全保障は考えなければいけない問題だと思ってます

かといって自然界にない不自然な食べものですから長期間にわたって人間の体に全く影響がないのか?と問われると疑問を持ってます

でも一番よくないのが消費者に開示しないことです

先日も遺伝子組み換え食品の表示義務が変わったことをブログに書きました

つまり消費者にわからなくしているのです

さらにゲノム編集に関しては、表示義務すらありません

そんな中で国内4品目目にあるゲノム編集の食品が許可されたと言うニュースを聞きました

びっくりするのは前の3品目は国内のものでしたが、今回は米国から持ち込まれたとうもろこしです

厚生労働省はアメリカの種子大手企業であるコルテバ社が販売を届け出ていた「ゲノム編集食品」を受理しました

「ワキシートウモロコシ」です

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20230323-OYT1T50004/

今回のトウモロコシは「コーンスターチ」というものに加工され様々な食品に添加されていくことが予定されています

なぜ日本は米国の言いなりになるのでしょうか?

そこでゲノム編集のおさらいをしたいと思います

・「遺伝子組み換え食品」

これは例えば作物に他の生物から取り出した遺伝子を組み込み新たな性質を持たせたものです

その結果害虫や特定の除草剤に強いなどの性質を持つようになります

自然界には存在しえない新しい植物が出来上がります

・「ゲノム編集食品」

いまそう呼ばれているものは、元々ある遺伝子を狙って切りとるなどして性質を変化させたものです

例えば食欲を調整する遺伝子を切り取り、食欲が止まらなくなり成長速度を約2倍になったフグなどが流通しています

自然界でも起きる可能性がゼロではないなどの理由から日本では表示の義務がありません

ゲノム編集食品に関しては自然界でも起こる可能性があることなどの理由から「安全だ」という人もいます

反対に狙っていない遺伝子が切られてしまうかもしれないなどの理由から「危険だ」という声もあります

遺伝子組み換え食品やDNAを操作したゲノム編集食品などの安全性については議論が続いています

でも正直言うと何十年も経過を見ていかないと安全性はわからないのです

予期せぬの遺伝子の変異が生じ、これが異質なタンパク質を生み出して人によってはアレルギーを引き起こす可能性がないとも言えません

日本では表示義務がないため知らないうちに食べているかもしれないゲノム編集食品ですが世界では規制があります

日経新聞の報道によるとEUは表示を義務化アメリカでも動物の場合は表示を義務としています

なぜ日本は表示しないのでしょうか?

アメリカからの人体実験に使われてるようにしか感じません

人間は自然界を超えてコントロールすることができないと思ってます

なぜならば人間は自然の一部だからです

そのことを考えると今後どうなっていくのか本当に心配です

そんなことを思ってブログに書きました

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