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薬の飲み過ぎによる「多剤併用」が社会的問題になりつつあります

日本は世界一お薬が大好きな国民だと言われています

特に多数の薬を服用している方が多いのが気になるところです

株式会社 日向の鳥辺康則です

なんと75歳以上の患者さんになると25%以上が7種類以上のお薬を飲んでると言うことです

昔カナダの医師からこんなことを言われました

薬は3錠以上飲むと病気よりも薬の副作用によって体調が悪くなるリスクが発生する

5錠以上飲むと病気よりも薬の副作用によっての死亡リスクが高くなる

他の国では薬の処方されますが何種類もの薬を1度に処方される事は少ないと聞きます

国民保険制度があるので安く薬を処方していただけるし、お医者さんも安易に薬を大量に処方してる方も多いです

薬はリスクがあると言うことをちゃんと認識しなければならないです

新潟大学名誉教授で医師の岡田正彦さんは次のようなことを述べられます

ほぼすべての薬に何らかの副作用があるうえ、飲む種類が増えるほどその危険性は高くなる。5種類以上の薬を併用している人は認知症になりやすいと言うデータがあります。種類も量も最低限にすべきです。

さらにNHKで放映されたクローズアップ現代ての多剤併用の社会的問題特集です

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4343/index.html

そんな中冒頭こんなフレーズがありました

「最新の研究で高齢者が6種類以上の薬を併用すると副作用の危険性が高まる。」

阿呆か〜そんなこと前から知ってるじゃん

すべてのモミ隠してきたことが徐々に社会的問題になり明るみに出てるだけです

NHK特集の中では薬を多種類飲むことによって寝たきりになった人や認知症が悪化した人が出ていました

結果として薬の量を減らしただけで寝たきりが改善したと言うことです

さらに薬を減らすことで認知症改善になると言うプロジェクトが立ち上がって進んでいることです

つまり薬が全ての原因だったと言うことです

これは高齢者だけではありません

副作用のない薬は存在しないのです

気軽に鎮痛剤を飲む若者や女性が増えていると聞きます

それらの薬は間違いなくあなたの体を蝕んでいるのです

なぜこんなに薬をたくさん処方するのでしょうか?

多剤処方の原因としては、医師の「漫然処方」や、その危険性に対する「知識不足」、複数の医療機関にまたがる処方薬の情報が患者と医師間で共有されない「コミュニケーション不足」などが指摘されています

つまり人為的ミスと言うことです

そのようにして発生する多剤処方は様々な問題を引き起こします

とりわけ深刻なのが、新たに病気を引き起こしたり、悪化させたりする「危険な飲み合わせ」があることなんです

製薬会社の添付文書(薬の使用上の注意や用法・用量、服用した際の効能、副作用などを記載した書面)には、「併用禁忌(併用しないこと)」、「併用注意(併用に注意すること)」の薬剤がそれぞれ書かれてます

しかし、実際の現場では医師や薬剤師が見落としていることが多いのです

今後この多剤併用の問題は解決する方向に行くのだろうか?

社会的問題にまでなり超高齢化社会が日本に来る中で本当に大丈夫なのだろうか?

クローズアップ現代を見ながらそんなことを思ったのでブログに書きました

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