日本にやってきた「黄砂」はさまざまな化学物質の複合体なんです
日本にやってきた大量の黄砂によって実は大きな健康被害が懸念されているのです
まるで火星に来たように大気にスモッグがかかって、どんよりしたような光景を見た人も多かったと思います
株式会社 日向の鳥辺康則です
もともと黄砂とはどんなものなのか?
モンゴルで発生した大規模な砂嵐です
それが偏西風とともに、中国を経由して日本にやってきているのです
この中国大陸を経由するときに、たくさんの大気汚染物質を付着して日本にやってくるのです
つまり日本にやってきた時点では、単純な黄砂ではなくさまざまな化学物質の複合体になってやってきているのです
そしてこの黄砂はとても小さいのです
黄砂の大きさは4マイクロメートルです
花粉症を引き起こすスギ花粉の7分の1と肉眼で確認するのは難しいくらいの小さなものです
ですから、知らず知らずの間に吸い込んだり触ったりして体に取り込まれると呼吸器の障害やアレルギーを引き起こします
さらにそこに大気汚染物質が付着しているのです
そもそも大気汚染物質とは?
一般的によく知られているのがPM2.5です
大気汚染物質の一つで大気中に浮遊する粒子状物質のうち2.5μm以下の大きさのものを言います
炭素や硝酸塩・硫酸塩・アンモニウム・塩ケイ素・ナトリウム・アルミニウムなどで形成され、地域や季節などによって組成は変動します
意外と知られてませんがPM2.5の発生源は、発生源から粒子として排出される「一次粒子」と、大気中で化学反応を起こして粒子化する「二次生成粒子」があります
一次粒子の発生源は、焼却炉等ばい煙を発生させる施設や自動車・船・飛行機・越境汚染などが代表的です
二次生成粒子は、火力発電所や工場などから排出される硫黄酸化物や窒素酸化物・塗料や石油などから蒸発する揮発性有機化合物が大気中で光やオゾンと反応して生成されます
それらが大量に中国で発生して黄砂に付着して日本にやってきているのです
つまり日本にやってきてる段階での黄砂はやばいんです
中国政府は否定していますがかなりやばいんです
詳しく知りたい方はこちら⬇︎
PM2.5の濃度上昇に伴い喘息や慢性閉塞性肺疾患などの患者は、咳や喘鳴などの呼吸器症状の悪化や肺機能の低下が起こったとされる研究があります
また循環器疾患の関係が認められ、脈拍の増加・血圧上昇・心拍変動などが認められたという報告も存在します
PM2.5は非常に小さい粒子のため空気中に長く留まり、吸い込むと気管支や肺の奥深くまで入り込んでしまいます
こうした物質は肺に接触する表面積が大きいほど有害作用も強くなるとされてます
同じ重量の浮遊粒子物質(SPM)とPM2.5を比べた場合、より細かい粒子であるPM2.5の有害性が強く呼吸器や循環器への影響も大きいと懸念されているんです
特に子どもや高齢者・呼吸器や循環器系の病気を持つ人などは、環境省が定めた注意喚起のための暫定的指針「1日平均値70μm/㎥未満」をクリアしていても、健康に影響が生じる可能性があるため体調に応じて慎重に行動する必要があります
つまり中国で発生する大量の大気汚染物質を黄砂が吸着をして日本に降りかかってきていると言うことです
そのためぜんそくや気管支炎・肺がんにつながる恐れもあり多くの病気への影響が危惧されます
そのことを多くの日本国民を知らないので、ブログに書くことにしました
まだまだ黄砂はやってきます
中国の大気汚染物質を大量に含んだものがやってきます
環境問題に無関心でも無関係な方はいないと言うのはそういうことです
海も大気もつながっています
我々は地球上に住んでいる人類としてあと10年以内に大きな決断をしなければいけません
その決断によっては、地球の未来は変わってしまうかもしれないのです
そんなこと思ってます
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