気候変動により季節外れの「蚊」が大量発生する時代になりました
日本国内で「蚊」といえば、夏に発生する虫だと言うイメージがあります
しかし最近では5月の春先や10月の秋口などにも「蚊」が大量に発生することが確認されています
株式会社 日向の鳥辺康則です
一体何が起きたのでしょうか?
実は地球温暖化や猛暑なども影響し「蚊」の発生時期が変わってきていると言うことなのです
蚊の活動時期は、季節よりも気温が大きく関係していると言われています
種類にもよるりますが約20~30℃の気温を好むといいます
暖かい気候であれば季節を問わず活動するのです
それだけ日本国内も四季がなくなってきて気候が亜熱帯みたいになってきてるのです
5月に異常な暑さになったり、10月でも残暑が残るような時も増えました
それによって生物の生態系は大きく変わってきているのです
さらに関係してるのが、世界で「カエル」が減少していることです
いったいカエルと蚊が何が関係あるのでしょうか?
実はカエルの赤ちゃんのオタマジャクシは、ボウフラを食べます
蚊の幼虫であるボウフラはオタマジャクシによって過度に増えることが制御されているのです
これが自然界の生態系です
自然界の調和が崩れることによって、ある種の生き物が減少するとある種の生き物が爆発的に増えるのです
今世界ではカエルの減少によって「蚊」が大量発生するということが起きています
これも環境破壊や過度な農薬の使用・化学物質、汚染等の影響だと言うことです
さらに怖いのは、世界では殺虫剤が効かない「蚊」が増えていると言うことです
「スーパー耐性蚊」が爆発的に増え続けています
「ネッタイシマカ」という種類の蚊をベトナムやカンボジアで採集して調べたところ、世界中の家屋で使われている標準的な殺虫剤・ピレスロイド系殺虫剤に、著しく強い耐性を持つスーパー耐性蚊がいることがわかりました
遺伝子の突然変異が要因だと考えられています
これはあることがきっかけで発生したのではないかと言われています
それが遺伝子組み換えされた蚊が大量に地球上に放出されたことです
それらの遺伝子組み換えされた蚊が、自然の蚊と交配することによって生まれたスーパー耐性蚊の可能性があるのです
4年前ぐらいに書いたブログもあるので参考にしてください⬇︎
殺虫剤に耐性を持つ脅威な「蚊」が世界で広がっている
遺伝子組み換えされた「蚊」が世に放されたそうです
https://117kirei.com/20200701toribeblog/
蚊は「世界で最も多く人間の命を奪う生き物」とも言われています
ただことでは無いのです
感染症を媒介し、時には命にかかわる重い病気に感染するかもしれないのです
蚊媒介の感染症として、デング熱・チクングニア熱や日本脳炎などがあり、日本においては日本脳炎以外の蚊媒介感染症は海外からの輸入感染症としてみられているが、デング熱に関しては2014年に国内感染例が報告されています
この地球で住んでるのは、我々人間だけではありません
人間がもたらした環境汚染や気候変動はすべての生き物に影響しています
そして、すべての生き物は周りの変化に適応して進化し続けているのです
その進化は決して人間にとって都合の良いものでは無いかもしれないと言うことなのです
それが自然界の調和でありバランスだと言うことです
今回はそんなこと思ったのでブログに書きました
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