がん細胞は「問題を起こす困った子供」と同じようなものってどういうこと?
がん細胞は間違いなく自分自身の細胞の一部であり我が子のようなものと昔から思っています
私は医師ではないので医学的見解からの意見では無いですが、そんな私の考えに近い記事を見つけたのでブログに書くことにしました
株式会社 日向の鳥辺康則です
がん細胞は自分自身と言う考えを持つと、殺したり戦ったりと言うイメージが少しは変わるかもしれません
間違いなく自分であり、自分が作り出した子供だと言うことです
だからこそ、自分でしか治せないと私は以前から思っていました
ちょうどそんな考えに近い記事を見つけたのです
その記事の内容とは?
実は「問題を起こす困った子供」とがん細胞はとてもよく似たことをすると言うことです
一例を挙げると困った子供は自分勝手な理由で家族をだましたり噓をついたりしますが、がん細胞も同じことをするそうです
人体の中にがん細胞が発生すると免疫細胞がこれを排除するのですが、がん細胞は免疫細胞をだますために自分が正常細胞であるふりをする
へぇ〜結構ずる賢いんだと思ってしまいました
他にもたくさんあるみたいのですが、とにかく困った子供だと思って対処するのが一番らしいのです
だからこそ、困った子供に対処する時例えばこんなアドバイスをするかもしれません
「困ったことを止めさせることができるのならそれでいいですが、そうでなかったら、家族や近親者がしっかり生活を続けることです」
それと、がん細胞に対してのアドバイスも一緒だと言うのです
「もし、がん細胞を止められるのなら止めるのがいい。でも、止められないのなら、そのがん細胞の周囲の細胞がしっかり生き続けることが大事。がん細胞が発生したとしても、周囲の細胞がしっかりしていれば、がん細胞はあまり悪化しない」
周りが愛情を持ってサポートするのであれば、それ以上悪化しないことがあると言うのです
この記事を書いていたのは病理医として1万人を超える患者のがんを見てきた樋野医師です
彼はこんなことを言います
わかってほしいことが2つあるのです
まず1つは「がん細胞はあなたの不良息子」ということです
がんは自分自身の分身です
自分の遺伝子でできた細胞ですから
またあなたの子供もある意味で自分の分身と言えるのではないでしょうか?
遺伝子の半分は完全に自分と同じですし、赤ん坊の時から自分で育てた子供ですから、良くも悪くも自分と同じような面のある存在です
つまりがんも不良息子も困ったことをする自分の分身という意味で同じなのです
あ〜私が考えてきた自分自身の持論と全く一緒のことを言ってくれるお医者さんがいたのですごく嬉しいです
2つ目は「なりたくて、不良息子になったのではない」ということです
少なくともがん細胞の場合は自らが望んでがん細胞になったのではない
ただ細胞分裂の際に不幸なコピーミスが起こっただけのことです
もしそんな不運がなければ、本当は周囲と同じような普通の細胞になり皆に愛されたはずなんです
「不良息子も、不運な成り行きの犠牲者」
だからこそ大切なのは憎んだり恨んだりしないことらしいのです
「不良息子を憎まないこと」
がん細胞と周辺の細胞が強く対立して憎みあっているような状態で、両者の関係が悪くなるとがんは悪化しやすくなります
周辺への浸潤がひどくなったり別の臓器へ転移したりする
そしてがんは難治になりついには増殖を重ねたがん細胞もろとも、自分の命を落とすことにもなりかねません
同様に不良息子を憎めば、彼はあなたを恨み自分を困った存在にした不運な成り行きを恨むようになる
そして事態は取り返しのつかない破滅へと向かってしまう・・・
逆にあなたが不良息子を憎まなくなれば、不良息子の恨みもいつかは消えます
両者が和解できる日が来るんです
がんの場合も悪化することなく共存の道が開けるかもしれないんです
だから絶対に憎まないでほしいということ
なるほどと納得してしまいました
もちろん反応する人もいると思うし、反対意見もあると思うけど個人的には納得できる内容でした
病気はあなたに気づきを与えてくれる内からのメッセージという人もいます
だから病気を悪とは思わず憎まないと言うことです
実際病気になったらそんなこと言ってられないのわかりますが、なんとなくその方々が言わんとしてることもわかるのです
今回はそんなことを感じたのでブログに書きました
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