ブログ

美と健康・環境のことを考えた「サステナブルカラー」って何なの?

25年以上前から美容業界を中心に環境問題や健康問題のことを考えるべく、情報発信をさせ続けていただいています

以前は環境問題のことを美容師さんに言うだけで「何の宗教だ!」と怒鳴られた経験が何回もあります

株式会社 日向の鳥辺康則です

そんな屈辱的な辛い経験を何年も経験しながら、最近では環境問題抜きにして発展する業界は絶対にないと確信に至るまでになりました

それでも美容業界はかなり遅れています

環境問題や健康問題に対して意識が低い人が多いと言うことです(はっきり言います)

それでも最近では意識を持つ美容師さんも増えてきているのも事実です

そこで東京中野で「サステナブルヘアカラー」の講習会を開催させていただきました

これはメーカーである山梨県清里の(株)環境保全研究所さんが商標登録を得ている画期的な技術です(技術的には25年前からあります)

https://www.imai-project.co.jp/cases/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%83%B3-%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%A7%8B%E5%8B%95%EF%BC%81/

今回は会場の関係もあり参加限定10サロンと言うことで満席で開催です

25年以上前から言う業界の中で、いち早く環境問題と健康問題(手荒れや薬剤の問題)に真剣に取り組んで答えを発信し続けているメーカーさんの商材を使ってのセミナーです

昨今のなんちゃってSDGsやなんちゃってサステナブルとは違って、歴史と真剣な取り組みの過去の実績が物語る内容です

しかし、そこで疑問も残ります

何をもってサステナブルなのか?

まず私たちの考え方のベースがあります

ベースとして健康に配慮したり、環境のことを考えた美容商材って偏っているものが多いんです

美容の商材であるのであれば、色味やデザイン性スタイルなどは絶対にお客様のニーズに応えなければいけないと言う原則的なことが抜けてはダメなんです

環境に良いんだけども明るい色味が出ない

健康に配慮した商材だけども自由な色が出ない

とっても地球に優しいサロンだけど希望通りのスタイルにならない

つまり何かを犠牲にしてナチュラルなどの言い訳はうんざりです

ヨーロッパにサステナブルサロンを見学しに行った時もそれを感じました

環境のこと考えてるからヘアカラーはしません

サステナブルなサロンだからヘアカットしかしません

みたいな化学物質を排除して自分たちは良いことをやっていると主張する人ばっかりでした

ヘナカラーやってる人なんかが私たちはサステナブルだと言うことなんか馬鹿げてます(ヘアカラーを否定してるわけじゃありません)

つまり現場の化学物質から身を背けて、いいことやってるからといっても、問題解決にはならないのです

ただの自己満足でしかありません

私はそういうのが大嫌いなんです

ブリーチであろうと明るい色味であろうときちっと出せなければ意味がない

痛んだ髪の毛をきちっとケアできて、再現性のあるスタイルが作れなければ意味がない

その土台があって、はじめての環境問題や健康問題です
僕らはそれを25年以上言い続けてます

その上で次のようなことを実践しています

1つ目:使う化学薬品の少量化

一般サロンさんに比べると使う化学物質が半分以下です

ものによっては4分の1などもっと少ないものも多いです

化学物質依存型社会の中で極力少量化することを25年間努力し続けてます

2つ目:無駄な時間を極力かけない

根元や毛先の部分のダメージの違いによって、薬の放置時間を変えたり、薬剤を変えたりすることがあまりないようにできます

無駄な時間を極力排除して時短で最高の結果を仕上げることができる技術

3つ目:薬害トラブルの軽減

化学物質を使う上で薬害トラブルはゼロにはなりません(はっきり言います)

しかしゼロに近づける事は可能なのです

薬品の少量だけではなく薬害をおこさない様々な工夫がされます

4つ目:働く側の美容師さんの健康問題

手荒れ問題や化学物質過敏症等を引き起こさないことが絶対条件になります

どんなにナチュラルのものでも手荒れしていたら意味ないですね

手荒れが原因で美容師をあきらめる人が年間何万人もいます

5つ目:流す廃液がどれぐらい環境汚染につながるか

髪にも健康にも良くてでも環境には悪いものって矛盾がありますよね

ほんとにそういうものなのであれば環境にも良く生体を壊さないことが絶対条件です

環境にやさしい商品ではなく、環境浄化する商品はこの世に存在します

それもコストがかからずに誰もが使える簡単な技術です

6つ目:ホームケアでも美と健康と環境浄化

美容室の施術だけではなく、家で使うものもサステナブルでなければ本物ではないです

サロン技術はサステナブルだけど、ホームケアは環境悪化の原因になっていたら、意味がないと言うことです

地球環境化学物質汚染の7割以上の原因は家庭排水です

家庭で使って排水から流すものが、地球環境汚染の原因になっていると言うことです

ここが一番重要なのです

家で使う日用品を見直すきっかけをお客様にも与えてください

7つ目:常に美容の最新情報をアップグレードしながら対応できる

どんな素晴らしいものも時代ととも変化します

その変化は、変化し続けて進化していくのです

新しい商材や技術などもアップグレードしながら、それらを生かしていかにサステナブルに使っていくことができるかを可能にします

8つ目:お客さんへの情報発信を怠らない

美容室繁栄のための環境浄化ではありません

すべての人が関心を持ち行動するべきことが環境問題です

環境問題や健康問題の情報をお客さんとシェアしながら安心安全そして地球環境の素性を実現しなければいけません

このような最低限の8箇条をベースとしてさらに、地球環境の浄化とお客様の健康のためにも努力することを勧めています

しかしどんな言い方をしても実際見ないと信じられませんよね

だからこそ今回講習会をしたのです

今回は大阪から美容室ブランベックの古川講師を招きしてサステナブルヘアカラーを実演しました

前半30分は、環境問題の現場の話をして頂きました

我々が思ってる以上に地球の現場は厳しい状態にあります

私たちは、そんなことも環境活動家の谷口たかひさ氏などのセミナーを開催しながら、多くの人に伝えていきます

実際のヘアカラーはものすごく時間も短いし狙っている色味もきちっと出ている

そして特別な技術もなく極めてシンプルで誰もができるものです

現場の化学物質を多量に使う技術よりもコストダウンになります

そして、圧倒的な仕上がり

施術者の美容師さんの手荒れはもちろんありません

臭いもほぼなく、快適な中で講習会が進みました

そして考え方も重要です

ダメージ部分に何かを出していく足し算ではなく、極力化学物質を使わない引き算の究極の仕上がりです


オイルをつけたりジメチコン系のシリコなども一切使わないシャンプーだけの仕上がりにしました(サロンではもちろん使われてもいいと思います)

もちろん使うことが悪いとは思わないですが、足し算ではなく引き算を目指しています

あえてブログで細かい使い方や商品の事は触れません

考え方に共感してもらえる人しか伝えたくないからです

はっきり言います

コストもダウンして時間も短縮です

化学物質は極力少量しか使わずに圧倒的な仕上がりです

流す廃棄は環境に負担をかけるところが浄化します

臭いもほぼなくお客様の薬害はほぼありません

美容師さんの手荒れ問題もありません

そして、自由なスタイルや色味を再現できます

なぜならば・・・

年内は数回東京で実技講習やります

札幌や名古屋・大阪でも開催しています

自分の目で確かめてみてください

グリーンウォッシュと言われ口先だけのサステナブルでないことがわかります

そして、それだけのメリットがあるのであれば導入しない理由がないことに気づいてください

そんなことを強く思ったのでブログに書きました

  • Comment ( 0 )

  • Trackbacks are closed.

  1. No comments yet.

You must be logged in to post a comment.

Related posts

最近の記事

おすすめの記事

おすすめ商品

  • There is no registered post.

キャンペーン情報