極端な猛暑は人間を狂わせてしまうのかもしれない
昨日、気象庁は今年の夏について過去126年で最も暑かったとの統計をまとめました
今年6月から8月までの3カ月間の全国の平均気温は、平年よりも1.76℃高くなったと言うことです
株式会社 日向の鳥辺康則です
また、9月以降の3ヶ月予報も厳しい残暑が予測されておりまだまだ予断が許さない状態です
https://youtu.be/56d4ffatBTs?si=eaplIxUi1MkYahzk
世界中で様々な記録を更新した今年の熱波です
世界では40度を超えるところも多発し大きな被害を与えています
実はこのような極端な猛暑は人間を狂わせると言うことが過去のデータでわかっています
東南アジアの調査によると、気温が1℃上昇すると身体的・性的な家庭内暴力が6.3%以上も高くなることがわかってます
しかも女性に対する暴力が大幅に増加するのです
上がり続ける気温とDVの確率は間違いなく人間の心身に悪影響を与えていると言うことです
独ポツダム気候影響研究所の調査によると、暑さによってヘイトスピーチが22%増加することがわかっています
熱波に見舞われたときにヘイトスピーチが増加するのは、気温が高いことで生じる身体的な不快さに加えて、気候変動によって悪化する食料不安や経済情勢といった社会的経済な状況に原因があるのではないかと研究チームは述べています
米国での調査は、気温が高くなると凶悪事件の発生率が著しく上がることがわかっています
1日の平均気温が5度上昇するごとに、続く8日間に発生する性犯罪が4.5%増えることが明らかになってます
さらに大型都市になるとさらに上昇します
シカゴは9.5%ニューヨークは8.8%増加したといいます
また刑務所などでも暑い日は受刑者の暴力が18%増加することがわかっています
猛暑と凶悪犯罪のつながりについて2つの要因を挙げています
ひとつは暑さで人々が不快感や不満を抱いたり衝動的・攻撃的になったりすること
もうひとつは、日常生活に変化が生じて他人との対立が起きやすくなること
暑い気候は体温のほか心拍数と血圧も上昇させます
血圧と心拍数の上昇は不快感につながることから、怒りや暴力の増加の原因となると考えられているのです
このような猛暑と凶悪犯罪の関連性は米国のほかに、オーストラリアやフィンランド・韓国・英国でも報告されています
間違いなく暑くなると、人間はイライラするみたいです
さらに恐ろしいのは極端な暑さに長期間さらされた人の認知機能低下が著しいことが判明されていることです
認知機能が低下しイライラしたらそれは犯罪も起こりやすくなりますよ
間違いなく減るのは極端な暑さは人間の身体に様々な影響与えていると言うことです
熱中症や脱水症状などの身体的変化だけではなく、心の変化が招いているみたいです
そしてこれがさらに温暖化によって年々悪化するとしたら?
人間はどこまで暑さに耐えられるのでしょうか?
そんなこと思ってブログを書きました
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