新しい時代の「価値観」をなかなか受け入れない日本の固定観念とは?

先日メディアでタクシードライバーが全国的に高齢化になり不足していると言うニュースが流れていました
それを受けて国土交通省は、新たに過疎地などでの個人タクシーの営業を認め運転手は80歳を上限にすると発表したのです
株式会社 日向の鳥辺康則です
高齢者の事故が多発する中で、免許証を返納する方も増えているのに違和感を感じる発表のニュースでした

そもそも80歳まで働かないとダメな国って本当に豊かなんでしょうか?
それと同時にもう一つ発表されました
それは外国人ドライバーを受け入れると言うことです
タクシーやバス・トラックの運転手が不足していることから、外国人労働者の受け入れを認める在留資格「特定技能」の対象に「自動車運送業」を今年度内に追加する方向で検討に入ったと言うことです
日本では労働者不足が叫ばれる中で海外からの人材の流入は阻止できないと思ってます
しかしそれに対してメディアは外国人ドライバーと利用客のトラブルばかりを報道しています

つまりは外国人ドライバーを受け入れないと言うことを国民に洗脳してるのようなもんじゃないですか?
確かに私も出張に出ると大きな駅前なのにタクシーが一台もいないことが最近多いことに気づきます
間違いなく人材不足=タクシー不足なんです
日本でタクシードライバーが激減している
2011年度に約34万人いた運転手(法人タクシー)は21年度に約22万人と10年間で3割も減っています
でもそこで考えるのが、なんで海外みたいにライドシェアを広げないのか?
日本でUberと言うと、Uber Eatsばかりが有名になってますが世界ではライドシェアが当たり前になってます
ライトシェアとは、一般人が自家用車で提供するタクシーのような乗車サービス

米国や中国はもちろん、世界の多くの国で導入されています
ドライバー不足も解決できるし、生活の苦しい人の副収入にもなります
一石二鳥じゃないかというワケだが実は日本社会の大多数はこの導入に反対をしてます
ではなぜ多くの人は反対しているのか?
運行管理や車両整備の責任があやふやだし、安全面に課題があると言う意見が多い
犯罪に利用されたらどうするんだ、という風に危険性を指摘する声が上がっている
たくさんの国で導入されていても「安全」を大事にする日本にはふさわしくないという声が多いのです

これってLCCが日本に入ってきた時と一緒じゃん
安い飛行機代から安全性が確保できないと反対する声が多かった
でも今では多くの人が格安旅行券を使って旅を楽しんでいる
さらにそれによってキャリアと言われる全日空や日本航空は売り上げが下がったのか?
逆によりサービスを求めるお客が利用することによって、影響がないどころか価値が上がったんです
もちろん飛行機と自動車は違うけど、他国で安全性に対しての問題が大幅に問題視されてない限りは考えすぎな部分があると思ってます
逆にタクシー業界もライドシェアが普及することによって、全日空や日本航空みたいにプロのドライバーとしての価値やサービスが上がると思ってるんです

そもそも今のタクシー業界の運転手の賃金が安すぎる
全国ハイヤータクシー連合会調べでは、22年のタクシードライバーの平均年収は363.6万円です
これだったら若者が積極的にタクシードライバーになりたがらないのわかりますよね
だからこそ、ライドシェア普及によってタクシーの価値を上げるべきだと思ってます
しかし、タクシー業界はライドシェアが広がったら需要が減って潰れると危惧してるところが多い
本当にそうなのでしょうか?
ライドシェアが普及してる他の国々でもタクシーは消滅するどころか現在です

逆に付加価値が明確になり需要が伸びてます
全く逆なんです
何か新しい変化が起ころうとする時に、賛成派と反対派が生まれるのは当たり前です
その中で古い価値観にしがみつくのか?新しい時代へ進むのか?とても分かれると思います
日本はどうしてもすべてのジャンルで古い価値観にしがみついているような気がします
本当にそれで良いのでしょうか?
何一つ人材不足が解決しません
またタクシーで言うんであれば、日本がどれぐらい遅れているのか?
今年の8月には米国のサンフランシスコ全域で「完全無人タクシー」の運行が始まりました
アルファベット傘下の会社とGM傘下の計2社の自動運転タクシーが24時間営業で走っていますよ
中国の北京でも今年3月に「完全無人タクシー」が始まっています
アプリで呼んでアプリで支払いをする自動運転が客を乗せて公道を走っています

どれだけ日本が遅れているかわかりますか?
新しいものを受け入れるのも拒否するのも自由ですが、今世界がどうなっているかを知ることが大事です
その中で、本当に過去の固定観念にしがみついていていいのか?と言う疑問は持たなければいけないと思う
絶対に新しいものが正しいとは言いません
しかし何かをしなければ何も変わらないのです
新しい変革は行政や企業ではなく消費者のニーズから生まれます
我々が求めれば必ず実現すると思ってます
本当にタクシー不足を感じているので、いち早くライドシェアを実現化することを強く望んでいます
そんなこと思ったのでブログに書きました

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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