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力を抜いた生き方が大切だと思う年代になりました

現代社会では日々のストレスに負けないよう全力で生きている人が多いように感じます

全力で仕事をしたり頑張った結果として、心身を壊す人が増えているのも事実かもしれません

株式会社 日向の鳥辺康則です

なぜならば、私もその一人かもしれないと思ったからです

全身全霊全速力で頑張ってきましたが、今に来てカラダがガタガタになり無理がたたっています(笑)

努力すれば何とかなると信じて「ガンバる」を全開フルスロットルで駆け抜けてきました

それによって大きな結果を得たことも事実です

しかし代償も大きかったんです

カラダはぼろぼろになり、精神的もかなり負担がかかった状態

でも最近様々な方からアドバイスをもらって気づいたことがあります

それは他人や他力を頼っていいということです

小さい頃から、自分で何でもこなして他人に頼らない生き方を教わってきました

学校では「他力本願」はよくないことだと教わってきました

しかしその意味を私はその時理解していなかったのです

僕たちは他力を「他人の力」とそのまま受け取り、「自力で何でもする」のが素晴らしいと考えています

しかし、本当の意味は違ったみたいです

学んだ事は「他力を頼む人が往生できる」

自分の力で道を選べるのが「自力」の人

「他力」は「がんばってもどうにもならないことがある」のを知って周りの力を信じたり育てたりすると言う事

仏教でも同じようなことを言ってます

他力を頼まず自力で何とかしようとする考え方は阿弥陀(あみだ)の心に沿っていない

「目に見えない大きな力にゆだねられる人だけが往生を遂げることができる」というのです

これは宗教的な観念ですがその通りだと思うことがあります

他人や周りの人に頼ったり、自力でどうにもならないときに大いなる幸に委ねたりすることって大切

僕たちはストレスの多い社会のなかで「自力」を強要されています

確かに自力は大事ですが、それが強すぎると力の抜き方がわからなくなってしまう

その一方で、できない人・失敗をする人を軽蔑して“自分が、自分が”の意識が強まる

ますます力を抜けなくなりますよね

でもその生き方には無理があります

生き方上手の人は「他力」を信じている

「肩の力を抜く」生き方

がんばるけれどときどき力を抜く

“大いなるもの”にゆったりと身をまかせれば神経の緊張が解け生きやすくなる

周りに「助けて」って言えることこそが本当の自立なんです

周りに力を借りる

そしてまた周りが困ったときに助ける

「他力を頼む」とは「人の力をあてにする」のではなく「拠り所にする」こと

人に頼れるのが「自立」で、人に頼れないのは「孤立」なんです

そして最大のポイントは「なんとかなるさ」と思って生きていくこと

ベストを目指すのではなくベターの生き方

そんなことが52歳になり大切だと感じています

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