幸福度の高い「北欧」の人たちの生活から学ぶべき事は多いと思う
世界幸福度ランキングで常に上位なのが北欧の国々です
なぜノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマークといった国々の人々は幸福度が高いのか?
株式会社 日向の鳥辺康則です
北欧諸国の幸福度が高い理由として、手厚い社会保障やワークライフバランスの高さといった社会的要素がよく挙げられます
なかなか日本で同じようなことを実現するのは難しいかもしれません
だから北欧に住むしかないのかなあと思う人も多いと思います
しかし先日本屋さんでちょっと見た「北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし」と言う本で私の考え方は少し変わりました
なぜならば社会的要素だけではなく、北欧の方々の生活の考え方が、とても勉強になったのです
日本人と考え方が違うんですね(笑)
例えば料理に対する考え方
北欧では物価が高いので3食自炊が基本だそうです
共働きの家庭も多く平日はどうしたってバタバタと忙しいので料理は常に簡単で手抜き的なものが多いらしいです
実際、冷凍食品などが食卓にたくさん並んでくると聞きます
日本で妻が冷凍食品を食卓に並べたら、どれぐらいの旦那さんが怒るんだろう
料理がお気楽なのは冷凍食品だけではありません
例えばスウェーデン料理と聞いたらミートボールが浮かぶ方も多いでしょう
お肉をこねて、丸めて焼いている姿が思い浮かぶのですが、実際はスウェーデンの家庭でよく食べられるのはスーパーで売っているでき合いのミートボール
他にもただ焼くだけ、温めるだけの料理も多いのです
献立も悩まないように合理的に考えるそうです
月曜日はパスタの日・火曜日はお肉の日・水曜日は魚の日などとざっくりとメニューを決めている家庭も多いそうです
なぜ料理にもっと時間や愛情を注がないのでしょうか?
それは考え方の違いにあるそうです
料理は簡単なものでいい。無理をしなくていい。なぜならば毎日のことだから。
このような考えを持ってるみたいです
もちろん週末にはパンを焼いたり手の込んだ料理を作る家庭もあるみたいですが普段はお手軽料理らしいです
料理は毎日のことだから、「無理をしないこと」と「楽しむこと」の両立が大切だと考えているみたい
ベストを目指すのではなく、ベターで良いということです
この考え方とても参考になります
その他にも買い物事情もかなり違うみたいです
いつもはお財布のひもが固い北欧のひとたちがウキウキと買い物をするお店があるそうです
それはセカンドハンドショップ(中古品店)
北欧は物価が高く日本と比べるとお店の選択肢にも限りがあり、ショッピングが「娯楽」とはあまりいえないそうです
そんな中セカンドハンドショップは食器から洋服や家具まで探せば安くていいものが見つかる貴重な存在だそうです
誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントも、中古品が当たり前のごとくプレゼントされます
日本だったら絶対に怒られそうですね
ものを大切にして、長く使う国々だからでしょうか?
新しいものにそんなに価値を持っていない文化があります
北欧では築100年ほどの家も多く新しいものよりも古いものの方が価値があると考える人も多いです
そしてそれらの様々な商品も不要になったら必ずリサイクルします
洋服や食器も当たり前のようにリサイクル
不要になったら次のひとへ
みんなで長く使うと言う考え方は今の時代にますます必要な考え方だなと感じます
北欧はどの国も環境問題に対してもとても積極であり、子供たちの学習にも取り組まれてます
使えるものは捨てるのではなくリサイクルすると言うことです
この辺の考え方も日本人は習うべきだと思ってます
幸福度が高い理由は様々あると思うのですが、考え方の違いもあると思うのです
資本主義社会が行き過ぎた結果、環境破壊が待ったなしの状態に来ています
大量生産大量消費の時代ではなく、人間の価値観を変えてものを大切にしながら長く使う時代に変わってきてます
私もそんな考え方に大賛成です
今回はそんなことを思ってブログに書きました
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