2020年度に素晴らしいと思った天然温泉ベスト5を発表いたします

仕事で出張に行った時はビジネスホテルも良いのですが、できれば素泊まり温泉旅館をお勧めしたいと思ってます
なぜならば天然温泉につかり身体を温めることが免疫力向上にもつながり健康への近道だからです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
天然温泉は、自然がくれたクスリだと思っています♨️

お湯に浸かるだけでも効果はあるのですが、飲泉などにより胃腸を整えることもできます
体温が1度下がると免疫力が30%以上低下すると言われている中で、身体を温める事は本当に大切だと思っています
そしてコロナ禍でも、2020年も多くの天然温泉を楽しむことができました
そんな私が本当にお勧めしたい天然温泉ベスト5を紹介いたします
あくまでも2020年度に訪れた温泉に限らさせていただきます
長野県の湯田中・渋温泉郷にある「よろづや」さんは歴史を感じられる温泉https://yudanaka-yoroduya.com/
真田のお殿様にも愛された、長命長寿の湯と有名な温泉です
奥信濃の山懐に抱かれた、湯田中・渋温泉郷♨️です
文献に残る開湯は約1350年前、僧智由が発見し、この湯を「養遐齢(ようかれい)」と名づけたとされています
(遐齢とは長命長寿の事)長命長寿の湯として、病を癒し、心を爽やかにする、霊験あらたかな温泉として、 松代藩の真田氏をはじめ、俳人小林一茶や初代陸軍軍医総監松本順など多くの人に愛されてきました
3つの源泉をもつ「よろづや」では、登録有形文化財に指定された純木造伽藍建築の「桃山風呂」や野趣あふれる「庭園露天風呂」など、趣溢れる自慢の6つのお風呂で長寿の湯をお愉しみいただけます
特に僕がオススメなのはやはり「桃山風呂」と「庭園露天風呂」です
登録有形文化財に指定された建物の中で入る天然温泉は歴史を感じる格別なものです
愛媛県の道後温泉にも似ています
泉質は「ナトリウム塩化物・硫酸塩温泉」です
無色透明でさらりとした感覚の温泉です
実は温田中・渋温泉には共同浴場が9カ所あります
泊まっている宿から鍵を借りて入ると言うシステム
そのうちの一つ「大湯」があります
こちらの温泉がとても熱湯で有名で50℃以上の温度です(笑)
熱湯風呂なので気をつけて入ってください
秋田県の乳頭温泉郷にある「妙乃湯」さんは大自然の中で楽しめる温泉https://taenoyu.com/bath/
妙乃湯温泉は戦後まもなく、昭和27年開業しました
創業者の後藤定二とウメノは終戦前年の昭和19年に、樺太(現サハリン)から故郷秋田へ帰還した後、杜氏や山小屋への荷揚げで生計を立てていましたが、山道を歩いていると、森の中から温泉が湧き出るのを見つけ、簡素な建物をつくりました
これが妙乃湯温泉旅館の始まりでした
ちょうどその頃、露天風呂用の温泉を開発し新たな源泉から温泉が引かれました
創業・開湯から約70年の歳月が流れましたが、単純泉(銀の湯)とマグネシウム・カルシウム硫酸塩泉(金の湯)2つの自然湧出温泉は8つの湯舟に今も変わらず掛け流しで注がれています
妙乃湯には泉質のちがう自家源泉がふたつあります
その一つが「銀の湯」です
単純泉の特徴:無色透明、とろんとした中性の柔らかく優しい温泉で身体を温める効果が高いのが特徴
湯冷めしにくく、体温の上昇により免疫力アップが期待できます
適応症・禁忌は一般的適応症、禁忌になります。
小さなお子様や皮膚の弱い方、強い温泉が苦手な方にお勧めです
そしてもう一つが「金の湯」です
マグネシウム・カルシウム硫酸塩泉の特徴:天候や酸化による色の変化がありますが、基本的に濁り湯です
酸性の温泉でさっぱりした肌触り、鉄分や硫黄が若干含まれています
一般的適応症・禁忌の他に、慢性皮膚病や、動脈硬化、切り傷、やけどなど皮膚のトラブルに効果があると言われています
その中で僕がお勧めするのは大自然の滝を眺めながら入る「金の湯」です
実は混浴風呂なんです(笑)
それがなんとも気持ちが良くて記憶に残る温泉です
宮崎県の西諸県郡にある「旅館 湯之元温泉」は高濃度炭酸泉が楽しめますhttp://www.yunomoto.org/
今から約二百数十年前の天明四年(1784年)、初代永田永寿院法院による開拓事業の最中に、湯之元温泉は発見されたと言われてます
宿の創業は明治35年で、発見当時、鹿児島・薩摩藩を治めていた島津家の家老もこの温泉に湯治に来ていたという歴史のある温泉です
その温泉の由来はさらに昔とも言われており、天尊ニニギノミコトの伝説が生まれるさらに前から存在していたと言われており、伝説に伝わる神々も、この温泉につかり、霊峰霧島の姿を眺めていたのではと言われ、非常に歴史と伝承のある温泉です
湯之元温泉の湯は、温泉の中では珍しい「高濃度炭酸泉」が特徴です
「高濃度炭酸泉」とは、炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んだお湯で、別名「ラムネのお風呂」とも呼ばれています
泉温が高い日本のような火山活動が活発な国では、高濃度の炭酸泉に出会うことは非常に稀なんです
湯につかると、沢山の気泡が体に付着しシュワシュワとした感覚を全身で感じることが出来ます
炭酸の効果で、ぬるめのお湯でも2~3℃温かく感じるため、ゆっくり長湯を楽しみたい方にも適しており、湯上り後も体のポカポカが持続します
このシュワシュワがとてもたまらない温泉なんです
当 高濃度炭酸泉は100%天然の炭酸泉なので、人工炭酸泉とは違った本物の醍醐味を実感することが出来ます
いちど入ったら絶対に忘れられない温泉になること間違いなしです
さすがラムネ風呂ですw
山形県にある蔵王温泉「共同浴場」は手軽に楽しめる最高の温泉http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/zao_kyodoyokujo/zao_kyodoyokujo.htm
蔵王温泉(ざおうおんせん)は、西暦110年開湯と言われ1900年の歴史を持つ、山形県(旧出羽国、明治以降は羽前国)の山形市南東部、蔵王連峰の西麓にある温泉。標高880mに位置し、古くは最上高湯、高湯(たかゆ)と呼ばれました
同県の白布温泉、福島県の高湯温泉と共に奥羽三高湯の一つに数えられます
蔵王温泉には多くの温泉旅館がありますが、私が一番お勧めしたいのは3カ所ある共同浴場です
それぞれの共同浴場は、泉質も違うのでゆめぐりをしながら楽しむこともできます
浴場は、おおむね川に沿って、点在しています
川自体も温泉で、冬は湯けむりの上がる風情ある光景が広がり川の最上部は、源泉の湧き出し口もあり、そのまま手を触れることもできます
川原湯共同浴場は、足元湧出・鮮度抜群・施設裏手の温泉池は必見です
上湯共同浴場は、堂々とした造りの浴室は見事で湯はややとげとげしさが目立ちます
下湯共同浴場は、一番共同浴場らしいたたずまいで湯の印象は川原湯に近いです
どの共同浴場も300円で入れますが、誰もいないので入り口のコインボックスに自分でお金を入れるスタイルです
全般的にはかなりの熱湯です
泉質はそれぞれ異なるのですが「酸性・含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉」です
かなりの酸性の温泉になるので、子供には不向きかもしれません
しかしここに使っていると本当に疲れ、体の中から温まります
秋田県にある「玉川温泉」は日本一大好きな温泉ですhttps://www.tamagawa-onsen.jp/sp/
2つの日本一を誇る温泉です
玉川温泉の最大の特徴は、1ヵ所から毎分9,000リットルという「日本一の湧出量」と、pH1.2という「日本一の強酸性」の泉質を誇る国内屈指の温泉であることです
その歴史は古く、延宝8(1680)年に噴泉を発見、硫黄を採取したことが始まりとされています
1ヵ所から湧出する源泉の量は、国内屈指の自噴湧出量を誇る草津温泉の約9倍にもあたることから、いかに圧倒的な数値であるかがわかります
強酸性の源泉は火山ガスを起源とするもので、その濃度は鉄やアルミニウムなどの金属をはじめ、コンクリート内のセメントも溶かすほどです
レモンの約2倍以上ともいわれる強酸性は水田にも悪影響を及ぼすため、水質が改善されるまでは「玉川毒水」とも呼ばれ、人々から恐れられていました
それぐらい強酸性だと言うことです
「日本一の強酸性」を安全に堪能するためにはいくつかの注意が必要です
まずは温泉で顔を洗ったり、湯に浸かっている間に体を擦ったりしないことです
少しでも目に入ると死ぬほど痛いです
特に肌の弱い人は炎症を起こす危険性もあるので禁物です
また、アクセサリー類は変色してしまうため持ち込まないことです
そして入浴後はかけ湯で温泉成分をしっかり流すことです
中に入ると、湯治場の歴史を感じる内観がお出迎えます
ここでは「源泉100%の浴槽」「源泉50%の浴槽」「ぬる湯」「あつ湯」「浸頭湯・寝湯」「蒸気湯・箱蒸し」「飲泉」など、10種類の入浴方法を楽しむことができます
源泉の効能を生かすために、湯温は加水ではなく「熱交換槽」を使って手作業で適温に管理しているんです
源泉100%の浴槽は本当にピリピリします
傷口などがあると死ぬほど痛くなるので気をつけましょう
まず心配であれば源泉50%浴槽からお勧めします
飲泉もあるので飲んでみるとレモン汁みたいにかなり酸っぱいです
とにかく最初はびっくりするのですが、病みつきになってしまうリピート間違いなしの温泉です
2020年度の温泉をまとめると
コロナ禍で、出張の回数も半分近くに減り温泉巡りもいつもの年寄りは少なかったです
それでも計40カ所の温泉に行くことができました

日本が誇る天然温泉は世界に通用する健康長寿の要になっているものだと思っています
残念ながら、新型コロナウィルスの影響で温泉旅館の閉店もかなり目立ちました
何とか構成に日本の温泉や温泉旅館を残していきたいと思っています

そのためにも来年も素泊まり温泉旅館普及委員会の会長として、積極的にビジネスホテルよりは温泉旅館に泊まりたいと思っています
そしてその温泉の素晴らしさを1人でも多くの人に伝えたいと心から思っております
以上2020年のまとめになりましたがいかがだったでしょうか?
少しでもお役に立てたのであれば幸いです
皆さんもよい年末年始をお過ごし下さい(^◇^)

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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