「チャレンジ精神」という言葉は死語になってしまったのか?
先日お客様と話していて、若者はもっと海外に向かってチャレンジした方が良いと思うと言う話になりました
なぜならば日本国内にいると閉塞感を感じ、未来がないように思うかもしれませんが世界を見たらまだまだチャンスがたくさんあるからです
株式会社 日向の鳥辺康則です
例えば小さな飲食店をオープンしようと思った場合でも日本でオープンするのと海外では全く違います
今年行ったフィリピンでは20代の若者が次から次えと飲食店をオープンして大成功しています
開店費用も安いし、なんといっても人件費が日本の3分の1以下です
食材は現地調達のものと空輸で日本から送るものとをしっかりと分けて提供しています
特段素晴らしくおいしいわけでは無いですが、普通の居酒屋が大ヒットしています
現地在住の日本人で連日予約で満席です
そんな店が増えてきています
言葉がしゃべれないから!海外に人脈がないから!治安とかも怖いから!
もちろん海外に行ったから絶対成功するなんて甘い世界はありません
しかし、絶対に行かないと言うチョイスもないのです
そこで思うのがチャレンジ精神が昔ほどなくなってきてるのではないかと言うことです
コンフォートゾーンから出ずに茹で蛙になっている人が多いように感じます
しかし中国人やインド人をはじめ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピン、等々の国々の若者が世界に出て活躍し始めています
そして、何よりもチャレンジ精神が強くて一生懸命です
日本人が足踏み続けていると、近いうちにこれらの国は日本を追い越すと私は思っています
因みに脳科学者の中野信子さんによると、日本人には「チャレンジせよ」の言葉はNGとの事です
日本人は概ね心配性で正確性を重視するので、チャレンジする事を避ける傾向にあるらしいです
これは、日本特有の「失敗を許さない文化と事なかれ主義」が関係してるように感じます
オリンピックで銀メダルを取ったのに責められる国なんです
金メダルないと許されないと言う国なんです
現代の若者は、出世を望まなかったりチャレンジ精神が欠如していると言われています
良い子症候群を生む日本の根本的な風土が好きではありません
何かをするときに絶対に成功すると言う事はもちろんありません
絶対に失敗すると言うこともないのです
根拠がなくても、自分なら大丈夫と思える状態があるかどうかです
私が思う一番悔しい事はチャレンジをしなくて諦めてしまうことです
チャレンジをして失敗した事は次への糧になると思っています
怖がって何もしないことが一番不幸だと思っています
何事にも、日本人がチャレンジ精神が欠如したことが一番悲しいのです
そんなことを強く思ってブログに書きました
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