いつまでも「犯人探し」をしていても何も現場は変わらないと思う

コロナ禍に置いて常に感染が増えると日本人は「何か」「誰か」のせいにしたがる

パチンコ屋が悪い！カラオケ屋が悪い！旅行が悪い！人に会うのが悪い！飲食店が悪い！お酒が悪い！・・・

株式会社　日向の鳥辺康則です（＾◇＾）

今はワクチン接種をしないものが悪い！などと常に人を攻撃し何かのせいや誰かのせいにしているようにしか思えないのです

弱者に責任を押し付けて、自分たちは正しいことをやってると主張する政治家ばかりです

国民はコロナ疲れやストレスが溜まり気持ちがすさんできている方も多いように感じます

そのやり場のない不満や怒りを、何かにぶつけて解消しようとしてるようにも感じるのです

自殺する方は後を立たず増える一方です

SNSでは心ない言葉での非難や不満を一部の人にぶつける行為が後をたちません

極端なことを言えば、誰でもいいから敵を作って攻撃してやっつけてしまう

蓄積した不満を解消してるようにしか感じません

「〇〇は敵だ」「けしからんことを言ってる奴だ」「過去にも悪事を働いた悪い奴だ」などと攻撃し始めると、そこに国民が同調して一気に吊るし上げの状態になります

このような心理状態に置かれた人々は、他方で恐怖から逃れるために信仰にすがる傾向があるみたいです

宗教だけが信仰ではありません

陰謀論を信じたり、フェイクニュースを拡散したりするのもそんな類です

トランプ大統領なんかは言葉巧みに敵を明確に作り、群衆心理の中でその敵をやっつければアメリカは再び偉大になると言う妄想を抱かせたのです

国民のうち、海外からの移民に職を奪われ、彼らに反感を持っている白人層、特に低所得の白人層の不満を煽って、外国からの移民を非難、攻撃しました

それをSNSと言うツールを使い拡散させ群衆の心理をつかんだのです

国民が心理的に大きな不満を持った時に起きる現象です

ドイツのヒトラーも同じ方法で群衆の心をつかんだのです

貧しい労働者が仕事を終えて帰る夕方、特にどんよりとした空模様で今にも雨が降り出しそうな時、つまり多くの人々が疲れて冷静に、ロジカルにものごとを考えて理解する能力を欠いた状態にある時、国民の不幸の原因がどこにあるのか、誰のせいなのかをわかりやすく説き、その者たちを打倒することを呼び掛けることが、心理操作において非常に効果的だということを知っていたのです

今の時代であればSNSを駆使してもっと簡単に帝国を築きたかもしれません

SNSと言うツールが普及している現代では、こうした群衆の心理を巧みに利用してコントロールすることが簡単になってるようにも感じます

私の大嫌いなネットワークビジネスの勧誘や宗教の勧誘、投資や儲け話のお誘いなど後をたちません

もっと言えばサイバー攻撃やフィッシング詐欺も爆発的に増えています

人間は不満が溜まった時、このような行動をしがちになると言うことをつくづく実感いたします

論理的や理性的に行動するように訴えたところでそのような心理状態にあるときは無意味だと言うことも事実です

溜まったストレスや怒りをこれ以上他の人にぶつけることをやめなければいけません

冷静になって自分の心に制御をかけることを学ぶ時期かもしれません

全てが自分が作り出している世界だということです

他人のせいや現象のせいにばかりしていては、現状は何も変わりません

コロナ禍は、全世界の人に降りかかった現象です

その中で心の平安を見つけて幸せに生き生きと暮らしている人もたくさんいます

ストレスや怒りを抱えながらイライラして暮らしている人がたくさんいます

現象は一つなのですが、自分自身の意識によって天国にもなり地獄にもなると言うのが事実です

原因は内にあると言う事を学ぶ時期かもしれません

そんなことを思ってブログに書きました（＾◇＾）