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女性セブンの特集記事「その缶詰は食べていけない」は本当なのか?

またまた女性セブンの特集記事で気になるものを見つけました

それは「その缶詰は食べていけない」と言うものです

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

コロナ禍における巣ごもり需要や東日本大震災などの教訓から防災備蓄品として缶詰の需要が伸びてると聞きます

日持ちがして保存食としてとても便利で、缶をあけてすぐに食べれると言うこともありとても便利だと私は思ってます

特に私のお気に入りは近年大ブームにもなっている鯖の缶詰です

ところが女性セブンの記事によると缶詰食品は非常に健康がいするリスクが多くあると書いてありました

機会があれば何回かに分けて紹介したいと思います

今回は缶詰食品の内部塗装に使われているBPA(ビスフェノールA)の危険性についてわかりやすくブログに書きたいと思います

BPAは一部の缶詰食品や食器、飲料缶の内側のコーティングに使用されているプラスチックの原料です

大量に摂取することで生殖器や神経系などに深刻な問題を引き起こす可能性があると示唆されており、特に缶詰食品は内部のコーティングに使われたBPAが溶け出し、食べ物にうつってしまうことが問題になっています

実際、厚生労働省のホームページでも注意喚起されています

妊娠時には毎食缶詰を中心としたメニューをしないように注意がされていたり、動物実験によってBPAが与える胎児の神経や行動、乳腺や前立腺への影響が認められていることが厚生労働省のホームページに書かれています

つまり非常に危険だということが書いてあるのです

なかでもトマトは酸性が強いため、トマト缶はBPAが染み出しやすいそうです

過去にトマト缶メーカーに問い合わせたところ、“妊婦は頻繁に食べない方が安全”と回答されたこともあったとのことです

BPAは環境ホルモンの一種であり、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を示します

そのため、エストロゲンが関係する不妊症、乳がんや前立腺がんなどを引き起こしやすくなると言われています

他にも次の症状が関連性が疑われているのです

・乳がん
・不妊症
・ホルモンバランスの乱れ
・乳幼児の脳の発達への影響と問題行動
・自閉症、ADHDなどの発達障害
・生殖異常
・心疾患
・肥満
・糖尿病
・うつ病

もう少し具体的には、缶の内側には密閉性や強度を高めるためのコーティングがされているのですが、
BPAはそのコーティング素材であるポリ塩化ビニルやエポキシ樹脂の原料としても使用されており、
それが溶け出し食品を介して体の中に取り込んでしまうこともあるのです

実際BPA(ビスフェノールA)の問題は缶詰食品の内部にコーティングされているものだけでは無いのです

プラスチック素材のポリカーボネートはBPAで作られているのです

赤ちゃんが飲む哺乳瓶がポリカーボネート製で作られたものであると気をつけたほうがいいと思います

Charming mother feeding her adorable son in the kitchen

BPAは熱や酸、油により製品から溶け出し、食品を介して体に取り込まれます

水を入れたプラスチックボトルを暑い車内に置いたり、哺乳瓶にお湯を入れる時も溶け出してしまう可能性があるので要注意と言われています

ポリカーボネートは様々な食品の容器にも使われています

ポリカーボネート容器をラップで包んで油分の多い食品を電子レンジで温めると大量に食品に溶け出すと言われています

さらにカップめんやインスタント食品などは熱湯を注ぎ入れるときに容器全体から大量に溶け出すと言われているのです

BPAは9割以上の人の体内に蓄積されているといわれています

日本の食品衛生法ではプラスチック容器等からのBPAの溶出基準値は2.5ppm以下とされています

しかし、環境ホルモンは1ppbで人体に影響が出ると言われています

1ppbとは、1000ml中にたった1μg、たとえると50mプールいっぱいの水に1滴(1cc)垂らしたのと同じ濃度です

食品衛生法で定められた基準値はなんとその2500倍なので、これは決して厳しい基準とは言えません

食品に触れるものが怖いだけでは無いのです

その他にもおもちゃや文房具にも含まれている場合があります

どんなものに含まれてるんでしょうか?

・ラップ
・ジッパー付き保存袋
・保存容器
・お弁当箱
・薬の小分け容器
・プラスチック製食器(使い捨ても含む)
・電子レンジ用調理容器
・飲料用ボトル、水筒
・油のボトル
・スーパーの惣菜や弁当の容器
・哺乳瓶
・おしゃぶり
・おもちゃ
・文房具
・缶詰
・粉ミルクの缶
・コーヒーやジュースなど飲料の缶

日本では全く知らされてない不都合な真実です

海外ではいち早くプラスチック製品のほとんどは「BPA FREE」表示がされているものが多いです

つまり様々な国では規制かかり、製造や販売、輸入する禁止されているところが多いです

日本でも一部の商品にはBPA FREE表示がありますが、ほとんどの製品はまだまだ広がっていません

さらに最近ではBPAに変わる代替え物質としてBPS(ビスフェノールS)が使われたりしています

しかしこの物質も全く安全では無いのです

BPSにさらされた複数のメスのラットに不整脈が生じ安全性が問題視されています

ちょっと長くなりますが日本は様々な化学物質に対して業界団体の圧力や政治的な思惑があり規制されていません

大手企業が販売してるから安全!政府が規制してないのだから安心!などと言っている場合では無いのです

そんなことを今回女性セブンの特集記事を読んで感じたのでブログに書きました

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