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世界中の微生物がプラスチックを分解するように進化していっている

自然界の生物は常に周りの環境に適応し変化し続けていっている

人間だけが変化に対応できず苦しんでるのかもしれない

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

先日メディアで世界中の微生物がプラスチックを食べるように進化していると言うニュースが流れました

もともとプラスチックは自然界にないものなので分解するのに400年以上かかると言われてきました

毎年、地球上では何百万トンものプラスチックが投棄されており、プラスチック汚染はエベレストの山頂から深海にまで、地球上のあらゆる場所に及んでいます

プラスチックの製造量は過去70年間で、200万トンから3億8000万トンまで爆発的に増加しています

そのうち毎年800万トン以上が海へ流れ出ていると言われています

2050年には海の中のすべての海洋生物よりもプラスチックの量の方が増えてしまうと言うデータも出ています

そんな分解しづらいプラスチックを微生物は積極的に変化し分解し始めているのです

既に世界ではプラスチックを分解可能だと言われている95種類の微生物を発見しています

更に今回はスウェーデン、チャルマース工科大学のアレクセイ・ゼレズニアック教授が率いた同研究により新なることがわかったのです

それは10種類のプラスチックを分解する、3万種もの酵素が見つかったと言うことです

海洋サンプルからは1万2000種類、土壌サンプルからは1万8000種類のプラスチック分解酵素が発見されたのです

発見された後そのうちの60%以上は未知なるものなのです

これらの未知なる酵素はまだ人に知られていない方法でプラスチックを分解するものだと考えられています

特に海よりも陸上で多く発見された理由の1つとしては、ポリ塩化ビニルの可塑剤として多く使われるフタル酸エステルが多く含まれているために、これらを分解する酵素が多かったと言うことです

今後はこれらの未知なる酵素を研究することによってプラスチックをより早く自然界に戻せる可能性が出てきたと言うことです

自然界の生物は常に周りの環境に適応しようと努力しています

だからといってプラスチックの脅威がなくなったわけではありません

人間だけが変化に対応できずにいまだに資本主義社会の中で大量生産大量消費をし続けようとしています

時代は完全に変わったのです

1人でも多くの人がそれに気づき新しい時代の生き方をしていくしかないのです

小さい微生物から学ぶことが多いです

その微生物を除菌や殺菌で殺そうとしてるのが今の人間の化学です

ナノプラチェックとして体内に入ったプラスチック類も体内の酵素や微生物が分解する可能性もあるのです

私たちの体も地球も多くの微生物で成り立っているのです

そんな微生物に意識を向けて感謝することも大事かもしれません

そんなことをニュースを聞いて思ったのでブログに書きました

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