世界でブームになっている「大豆」をこれほどまでに大量に食べるのは日本人だけかもしれない
世界的な代替肉の需要やヘルシー志向のブームなどにより世界では「大豆」が一大ブームになっています
ヘルシーなイメージのある大豆ですが・・・
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
日本では「納豆」「豆腐」「味噌」「醤油」「豆乳」など多くの大豆食品が昔から食べられています
だからブームと聞いてちょっと違和感を感じたのは私だけなのでしょうか?
ブームじゃなくて昔から普通やん🤣
そう思う方も多いかもしれません
実は日本以外の国々では大豆が家畜の餌と言う認識がつよいです
南米のパラグアイでは大豆が豊富に生産されます
しかしパラグアイ人で大豆を食べる人はほとんどいません
なぜ食べないか?と質問をすると・・・
大豆は動物の餌、人間が食べるものじゃない!と言われます
「おから」も豆腐を作るときのカスと言うイメージで、海外の多くの国では豚の餌として使われます
多くの国では人間が食べるものではないと言うイメージが強いのです
しかし「大豆ミート」を始めとする代替肉の世界的大需要により大豆生産が世界で加速してるのです
世界で作られる大豆の二大生産地は、アメリカとブラジルです
しかしそれらの国で食用と使われるものは1割にも至りません
ほとんどが油脂・バイオディーゼル燃料、家畜の餌など食用以外の用途で消費されます
そしてその大豆生産大国であるブラジルでは過去30年で、大豆生産が3倍以上に増えています
そのほとんどが森林伐採による不法な方法で農地が広げられ大豆が生産されているのです
日本の年間大豆需要量は367万トン(2019年)位と言われており、その94%以上を輸入に頼っています
その輸入大豆のほとんどは遺伝子組み換えのものであり、さらに輸入の時に様々な農薬が塗布されてるのです
アメリカを抜いて、世界一の大豆生産国になったブラジルで実際は森林伐採が加速しており大豆畑が作られているのです
それだけ世界で急速に食用大豆のニーズが高まったと言うことです
大豆は「植物性タンパク質」です
どう頑張っても「動物性タンパク質」にはならないのです
見た目や味は大量の添加物でごまかすことができても根本的な事は変わりません
そして大豆に含まれる「大豆イソフラボン」も過剰に摂取しすぎると乳がんを招いたり健康被害があることも指摘されています
でもそれって大豆だけの話じゃなくて、どんな食品でも過剰に偏って食べたら健康被害ありますよね
適量食べると健康に良く、食べ過ぎると健康被害がある
ある意味当たり前かもしれません
ただ、大豆イソフラボンは、女性ホルモンである「エストロゲン」に似た働きがあることから、へ食べることにより男性ホルモン低下が懸念されていることが気になります
近畿大学水産学部研究所でも、キャビアの養殖のため孵化して間もないチョウザメに大豆イソフラボンを一定量与えたところ全てチョウザメがメス化したことが報告されています
我々が思ってる以上に大豆イソフラボンの女性ホルモン作用は強力だと言うことです
それにしても大豆が悪いものだとは思っていません
適度な量を摂取する事はとても健康にプラスになると個人的には思ってます
ただ将来的には多くのお肉が代替肉になり、知らず知らずの間に大豆を過剰に摂取してしまう可能性があります
ただでさえも多くの大豆食品を食べる日本人だから、ちょっと気にした方が良いかもしれません
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