言葉の暴力だったら何を言ってもジョークですまされて良いのか?
ハリウッドスターのウィル・スミスが、アカデミー賞授賞式で、妻の脱毛症をジョークにする侮辱的発言をしたプレゼンターのクリス・ロックに平手打ちを食らわせた出来事が波紋を広げている
国によってはどちらが悪いのか?の反応に違いがあるのです
株式会社 日向の鳥辺康則です
一体何が起こったのかよくわからない人はこちらを参考にで見てください⬇︎
日本ではウィル・スミス氏を擁護する声が多いです
病気で苦しんでいる女性を言葉の暴力で傷つけて「ジョーク」ですますことなどあり得ないからです
当然、ウィル・スミスの行為が正しいか?と言われれば、間違ってます
暴力を暴力で対抗したら・・・
絶対に良いわけは無いです
しかし、もし自分の立場だったら・・・
間違いなく激怒して暴れていると思います
しかしアメリカでの反応は違います
アメリカでは暴力に対しては“ゼロ・トレランス”(断固容認しないこと)が基本です
アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー側も「アカデミーはいかなる形の暴力も容認しません」という声明を出したが、そこにいかなる理由があったとしても、暴力を容認することは許されないのである
それも全世界の人々が見てるアカデミー賞授賞式でメディアを前に行った行為は絶対に許せないと言う考えです
多くの子供たちを見ている中で、暴力は絶対に許されないと言う考えです
それは当然だと思います
しかしクリスが発した「言葉の暴力」だから許されるのでしょうか?
言葉の暴力は時によって本当の暴力では怖いです
言われた人は深く傷つきトラウマになり一生涯忘れることのできない出来事にもなります
言葉だと許されて、本当の暴力だと許されないのでしょうか?
そしてその後言葉の暴力を言い放ったクリス・ロックが非語学性学習障害(NVLDまたはNLD)と診断されていたことがメディアによって明らかになったのです
非語学性学習障害とは、神経学的な病気で人の気持ちを読んだり適切な対応することがうまくできないことをいいます
つまり人の気持ちを読むのができないと言うことです
そんな人を司会者にすることが大きな間違いではないでしょう
平気で言葉の暴力で人を傷つけておきながら、そのことに気づきもしないと言うことです
その後様々なアンケート調査で意見が真っ二つに分かれています
とても参考になる記事があったのでよかったら読んでみて下さい⬇︎
私は絶対に暴力は良くないと思ってます
しかしそれ以上に言葉の暴力の怖さも知っています
昔みたいな暴力的ないじめは日本には今少ないです
SNSや言葉によっての仲間外れや暴力が続いているのです
最も卑劣な行為は「無視」「無関心」です
そのことによりどれだけ心が傷つき二度と立ち上がることができなくなるか!
正直なところ昭和世代の私は昔みたいな平手打ちの方がまだ分かりやすくてすっきりします
ところは言葉の暴力やSNSなどの中傷や非難、完全に仲間外れにさせる無視やシカトなどの方がよっぽど怖いと思ってます
特に相手は女性なのに髪の毛が抜ける病気を抱えている人です
ジョークといえどもどれだけ心が傷ついたか!
考えるだけで笑って過ごせる問題ではありません
私的な考えですがそんなふうに思うのでブログに書きました
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