「香害」による体調不良を経験したことある人は4割になってることがわかりました
近年、柔軟剤や化粧品などに含まれる人工的な香料で体調不良を引き起こす「香害」が社会的問題になっています
柔軟剤や抗菌消臭剤などに含まれる化学物質が原因となり、頭痛や倦怠感などを誘発する「化学物質過敏症」を発症する人が激増しているのです
株式会社 日向の鳥辺康則です
先日マンションのエレベーターに乗ったら、ものすごい香水をつけた若い女性が乗ってきました
ほんの数十秒間の間ですがその匂いで頭痛がして吐き気までしてしまったのです
こんなことを経験した事ある方は多いんではないでしょうか?
無添加石けんの製造などを手がけるシャボン玉石けん(北九州市)の調査によりさまざまなことがわかってきました
日用品や化粧品の香料で不快な経験をしたことがあるかどうか尋ねたところ、72%が「ある」と回答したそうです
また人工的な香料で体調不良を起こした経験の有無については39%が「ある」と回答したそうです
正直こんなに多いとは思っていませんでした
意外と臭いの害によって苦しんでる人が多いと言うことです
そしてその体調不良を引き起こしてしまう具体的な香料のベスト1位は意外なものでした
それは「香水」だったと言うことです
「香水」は30%、「柔軟剤」は18%、「芳香剤・消臭剤」16%と言う結果だったそうです
おしゃれの一部として身に付ける香水が他の方々に被害を与える可能性があると考えるとほんとに怖いです
また最近の柔軟剤は非常に香りが長持ちする工夫がされています
それが「マイクロカプセル」と言う技術です
マイクロカプセルは、プラスチックなどでできた薄い膜の中に香料などが閉じ込められていて、摩擦などでカプセルが壊れるたびに中から香りが発生する仕組みになっています
すべてのカプセルが壊れるまでは、新鮮な香りが放出され続けるため、“香りが長持ち”する仕組みなんです
それによって長時間に渡りの方々に被害を与えている可能性があるのです
天然香料と違い人工香料は化学物質そのものです
自分にとっては良い香りだとしても周りの方に迷惑をかけてる可能性があると思うとちょっと心配です
「香害」「化学物質過敏症」の認知率はいずれも76%に上ったそうです
特に「香害」については20年の56%と比べ20%も増加するなど、認知が広がっている傾向にあることが分かったそうです
シャボン玉石鹸の担当者は次のようなことを発表しています
香料は嗜好品の側面が強く、ニオイに関しては人には指摘しづらいものです。自分にとっては心地よい香りでも、人工的な香料は他人にとっては苦痛な害となることがあります。香害や香料に関するエチケットについては、香料不使用の商品を活用するなど、社会的な配慮、理解がさらに必要です
なかなか臭い関して人に指摘する事は難しいですが、それによって苦しんでる人がいることを理解しなければならないと強く思いました
そんなこと思って今回はブログを書きました
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