言葉の暴力は実際の暴力に近い衝撃を脳に与えるとことがわかりました
どんなに頭にきたとしても暴力をふるってはいけません
実際に暴力を振るわないにしても言葉の暴力は我々が考えている以上のダメージを人間に与えることがわかったのです
株式会社 日向の鳥辺康則です
パワハラやカスハラなど自分の立場が相手より上だとわかると言葉の暴力を振りかざす人が最近増えていると聞きます
実際に暴力を振るえばすぐに警察が出動して逮捕されます
しかし言葉の暴力では警察は出動せずに検挙されることもないのです
そのことを承知の上で罵声のごとく言葉の暴力を浴びせる人が世の中にはたくさんいます
「言葉の暴力」とは、言葉を使って他者に精神的苦痛を与える心理的に制圧を加える心理的暴力のことです
例え肉体にダメージをくらわなくても、言葉だけで深く傷つくことがあるのは誰もが知っていることなんです
新たな研究によると、侮辱的な言葉の暴力を受けると、それが自分に向けられたものであろうと他人に向けられたものであろうと、脳は物理的に頬に平手をくらったのと同じようなダメージとして処理していることがわかったといいます
良い言葉をかけると人は高揚します
悪い言葉をかけると人は心に傷がつき落ち込みます
言葉は心理学的にも、生理学的にも心身に影響を及ぼすということです
特に否定的な言葉にさらされると、前帯状皮質内(sACC)の「暗黙の処理(IMP)」が増加することがわかってます
「暗黙の処理(IMP)」とは否定的な言葉がストレスや不安を誘発するホルモンを分泌するという専門的な言い方です
否定的な言葉が、短期的にも長期的にも私たちの認知や感情の健全に影響を与えることは間違いありません
人間がポジティブな言葉や状況よりも、ネガティブなほうにわざわざ選択的により注意を向ける、「ネガティブバイアス」をもっていることが知られています
つまり人はだいたい否定的な出来事のほうに特に敏感であるのです
これは他人から発せられる言葉の暴力だけではなく、自分自身に発する内なる声のネガティブも含まれます
自分自身にマイナスな言葉を毎日投げかけると間違いなく心身は不安なホルモンをたくさん分泌して精神的に追いやっていくのです
それぐらい大きな影響与えると言うことです
逆にプラスの言葉を毎日投げかけると幸せホルモンがたくさん分泌されることもわかってます
言葉や思いでいかようにも人生が変わると言うことです
だからこそ実際の暴力はもってのほかである上で、言葉の暴力も絶対に許してはならないのです
屈辱的な言葉や暴力的な言葉はその人の心に大きな傷を与えます
何気なく言った一言がその人の人生に影響すると言うことです
泣き寝入りをする人も多いなと思いますが言葉の暴力も立派な犯罪です
そんなふうに私自身は思っています
少しでも平和な明るい未来が来るように絶対に言葉の暴力を許してはいけない社会を作っていきたいと思ってます
そんな思いを込めて今回はブログに書きました
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