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CO2排出ゼロにしても温暖化は止まらないかもしれない

気候変動(温暖化)の主な原因は温室効果ガスと言われています

一般的にはCO2が一番の原因ではないかと言われているのです

株式会社 日向の鳥辺康則です

そこで各国は段階的にCO2を削減し最終的には2050年までに実質ゼロまで持っていこうと努力しています

しかし実際には2050年に実質ゼロにしたとしても温暖化は止まらないかもしれないと言うことです

なぜならばすでに始まっている永久凍土の融解や森林伐採も止まらないからです

さらに温暖化や海洋汚染の原因でさんごや海藻類が減っていってるのも影響があります

一般的に永久凍土の融解と言うと海水温の上昇や太古の時代のウィルスやバクテリアの放出などが問題視されています

実際にインドネシア政府は2050年までに首都ジャカルタから別の場所に移すことが決まっています

なぜならばジャカルタ北部の95%が海に沈む可能性があるからです

また永久凍土から出てきた新種のウィルスなどもたくさん発見されていることも事実です

しかしもう一つあるのです

それはシベリアなどの永久凍土が溶け、二酸化炭素の25倍の温室効果を持つメタンガスが大量放出されることです

またアマゾン川流域の熱帯雨林が伐採などによってものすごいスピードで失われていっていることも問題です

海の中のサンゴや海藻類が減ることで海水が二酸化炭素の吸収がなくなることも問題です

これらの問題も同時で考えなければいくら二酸化炭素の排出を減らしても温暖化は加速度的に進み止まらないと言うことです

地球温暖化研究の世界的権威であるポツダム気候影響研究所所長のヨハン・ロックストローム博士は「ホットハウス・アース理論」を唱えています

その理論とは、産業革命前と比較して地球の平均気温が「+1.5℃」を超え、それ以上に上がると温暖化が連鎖的に起き後戻りできない状態になると言うことです

Point of No Returnとも言われています

つまり1.5度を超えるとドミノ倒し的に様々な問題が多発し一気に世界は今まで見たことのない景色になると言うことです

それはいつなのか?

2030年と言われています

あと8年なのです

つまり2050年に実質CO2排出ゼロにしようと言う話は、その前にわれわれはとてつもない様々な影響受けてしまうと言うことです

これは決してノストラダムスの大予言のような予測ではなく科学的根拠に基づいての発表です

今年世界で起きている異変がそれを物語っているとも言えるのではないでしょうか?

あと8年と言う時間の中で我々は何をチョイスして決断しなければならないのでしょうか?

そんなことを強く持ってブログに書きました

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