英国では賞味期限表示が廃止される方向で動いているみたいです
日本でも賞味期限と消費期限の違いがわからずに食べれるのに捨ててしまっている食材がたくさんあります
日本では年間約2,759万tの食品廃棄物が出されていますが、このうち食べられるのに廃棄されている食品は643万tにおよびます
株式会社 日向の鳥辺康則です
日本人は毎日おにぎり一個を捨てていると言うことになります
世界では1日一食べられない貧困で悩む方がたくさんいる中でほんとに良いのでしょうかと考えてしまいます
消費期限とは「安全に食べられる期限」過ぎたら食べない方がいい意味
賞味期限とは「おいしく食べられる期限」の意味
つまり賞味期限が過ぎていても食べられるものが多いのです
しかし実際日本人はとても神経質な方が多いので賞味期限が過ぎると廃棄する方が多いのが現状です
賞味期限と消費期限の違いについて詳しく知りたい方はこちらを参照してください⬇︎
http://www.town.oyodo.lg.jp/contents_detail.php?frmId=796
実はこれは日本だけの問題では無いのです
世界の様々な国でも賞味期限と消費期限の表示があります
そこで英国ではこのたび多くの食材で賞味期限を廃止することを決定したのです
なぜならば食品の日付表示の分かりにくさが、食品廃棄問題の大きな原因となっているからです
英国のスーパーマーケットでは、トマト、リンゴ、ジャガイモ、梨など500品目の食品・植物製品のパッケージから賞味期限が削除されることになりました
これは生鮮食品の85%に相当し、リンゴ、ジャガイモ、ブロッコリーといった「よく廃棄される」品目も含まれています
英国の家庭で毎年捨てられる660万トンの食品のうち、70%はまだ食べられるはずのものだったということです
70%って凄いですよね
実は日本はそれ以上って言われています
欧州食品情報評議会(EUFIC)は次のように説明しています
「消費期限を過ぎた食品は避ける必要があるが、賞味期限を過ぎた食品は、見た目やにおい、味に問題がなければ食べてもよい」
なぜ被告は今回このような動きに至ったのでしょうか?
それは食品ロスと環境問題が関わっているからです
国連環境計画の推計によると、毎年9億トン以上の食品が世界で廃棄されておりこれが世界の二酸化炭素排出量の8%から10%を占めるといいます
つまり食品廃棄は気候変動の大きな要因になっているのです
また、食糧難を招き生物多様性の消失と汚染を助長している現実もあるのです
食品ロスの割合は1974年以来2倍以上になっているのです
世界の食料の3分の1は収穫されてから消費者に販売されるまでに食糧サプライチェーンの中で失われる事実も知らなければいけません
スーパーに並ぶ前に3分の1の食べ物が捨てられているのです
世界では食べ物が食べられずに貧困で死んでいく子供たちがたくさんいます
その一方で大量の食料が捨てられています
食べられるにもかかわらずです
小さな子供でもわかります
食べられる食べ物を捨てずに貧困の方に渡せないのか?
そして最も身近な気候変動対策はもしかすると食品ロス削減かもしれません
私は「地産地消」や「身土不二」が最も身近な環境問題対策だと思っています
食料自給率の低い日本ではたくさんの食べ物を海外から輸入します
その輸送費や移動のことを考えると多くのCO2が排泄され環境汚染につながっています
地元の食材を地元の人が食べる
こんな簡単なことがもしかすると1番大切なのかもしれませんね
そんなこと思ってブログを書きました
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