これからの時代「遊び心」や「無駄」などが大切になると思っています
現代社会はITやAIの普及によって昔よりもはるかに便利になったと思っています
しかしなぜか人々から「ゆとり」がなくなり時間に追われている人が多くなってるような気もします
株式会社 日向の鳥辺康則です
昔の日本人には「ゆとり」と言うものがあったように思います
それが、外資系企業の進出や業務のグローバル化などによって、欧米のスタイルを取り込むことにより変わっていったように感じるのです
ピラミッド型の組織や数値目標だけを追い求める営業スタイル、効率ばかりを考えてコストを削減するやり方など様々あります
その結果、確かに「無駄」が以前よりかなりなくなったかもしれません
しかしこれからの時代は「無駄」だと思われることの中から大切なものが生まれると思っています
なぜならば効率化だけを求めるのであればAIに任せれば良いからです
AIは無駄を嫌います
無駄を徹底的に省くのであれば、完全オートメーション化や人が入らなくなることが一番だからです
ではなぜ「無駄」と思われることが大切なのか?
その代表的なことに飲み会があります
一昔前の日本ではアフター5と言うムダの文化がありました
ビジネスはアフター5からと言われる時代があったのです
そんな無駄に思われる飲み会の中で何が行われていたのか?
それがAIにはできない人間関係構築と言う大切な時間だったと思います
欧米などの数字だけをビジネスとは違って、日本のビジネスは人間関係が根底にあります
人脈などと言われて、多くの人と人間関係構築ができれば成功すると言われていた時代があります
そのために無駄と思われる飲み会などが大切なんです
無駄な時間をかけて、人間関係を築きそこからビジネスが始まると言うことなのです
ものを売る前に自分を売れ!などと先輩からよく言われました
しかし、近年この「無駄」がなくなってきたせいで人々に余裕がなくなりゆとりが消えていったように感じます
自分に与えられた任務だけで精一杯になり、遊び心が失われ出てしまっているように感じるのです
無駄と言われる付き合いがなくなったせいで、人間関係が狭くなり他人のことまで考えられなくなっているのでしょうか?
しかし、遊び心が非常に大切でこれがあってこそ新しい発想や新規ビジネスが生まれると思っています
一見、無駄と思われるお付き合いや遊ぶことが実は一番効率的な可能性があるのです
もちろん、無駄な飲み会やゴルフなどがなくても人間関係は作れます
メールやLINE・SNSなどを使って関係性構築が作れる事は知っています
逆にだからこそリアルで会うことの重要性が高まっていると思ってるのです
人間は五感を使ってリアルで出会うことによって関係性がぐっと縮まると思ってます
メールやSNS等では作れないリアルの現場感です
一見、無駄に思えるおしゃべりやお付き合いはひらめきを与えたり気づきを与えることが多いのです
ITの普及によって無駄がなくなり便利な世の中になったように思いますが、人間の心の中は逆に寂しくなっているように感じます
人と人とが触れ合うことによって成長できると思ってます
もちろん、人と人とかであれば面倒くさいこともたくさん起きます
でもそれを通して人間は成長するのではないでしょうか?
私自身も講習会も大切ですが、その後の懇親会がもっと大切だと思っています
なぜならば、そこで様々な本音の話ができてお互いの人間関係が構築できるからです
だからこそ無駄と思われるような時間も私からしてみれば大切な時間なのです
今回そんなことを思ったのでブログに書きました
No comments yet.