SNS発信で「個」を出す事はとても大切な要素であると思います
SNS発信で気をつけなきゃいけないのが会社や企業のページで売り込みと感じてしまうと人は去っていきます
人は売り込まれることが嫌いなんです
株式会社 日向の鳥辺康則です
だからこそ商品ではなく企業ではなく「個」を出して、人と人とがつながっていくのが良いと思っています
何を買うかも大切かもしれませんが、誰から買うかがとても大切な時代に入ったと思っています。
人と人とがつながって経済が拡大しています
「つながりの経済」です
信頼できる人からの情報だったり、信用できる人から商品を買いたいと思う消費行動です
時代は「モノ消費」から「コト消費」を経て「トキ消費」へと変わったと言われます
ところがコロナ禍で「トキ消費」がストップしてしまうと、さらなる「ヒト消費」へと変化したと言われています
特にZ世代を中心として「ヒト消費」が拡大しています
一体「ヒト消費」って何なんでしょうか?
1960~70年代はモノの所有に価値を見いだす「モノ消費」が盛んでした
そこから時を経て80~90年代に入るとモノが持つ記号に価値を見いだす「記号消費」や「ブランド消費」が増えていきました
モノ自体ではなくモノから発される“メッセージ”が価値を持つようになっていったのです
さらに90~2010年代には“心の充実”が重視されモノやサービスを購入したことで得られる体験に価値を見いだす「コト消費」が活発になりました
その一例として、旅行・レジャー・グルメなどが挙げられます
ここまでに紹介してきた消費行動はどれも再現性が高く誰もが似たような消費を行っていたのです
だがSNSの登場によりこうした状況が一変しました
再現性が高いと言う事は誰もができることなので、SNSでは同じような投稿ばっかりになります
皆と同じコモディティー化が起こったのです
SNSでより自分らしさを発信するためには、人と違ったことをすると言う風潮になったのです
人と同じことをしやすい再現性の高い事は支持されなくなりました
そしてコト消費に代わり平成後期から令和にかけて、Z世代で広がりつつある消費行動が「トキ消費」なんです
トキ消費とはその時その場でしか体験できないコトを共有する消費のことを指します
二度と同じ体験ができない“非再現性”、不特定多数の人と体験や感動を共有できる“参加性”、場の盛り上がりに貢献していることが実感できる“貢献性”の三つの欲求を満たそうとする消費行動のことだそうです
具体的にはオリンピックやワールドカップといったスポーツイベント、ライブやフェスといった音楽イベント、渋谷ハロウィーンに代表されるような季節のイベントなど、その場そのトキにしか味わえないライブ感という希少性に価値を感じると言うことです
しかし、そこで登場したのが新型コロナウィルスです
全国のイベントが次から次えと中止になり「トキ消費」は消えていくことになるのです
そんなコロナ禍の変化の中で生まれたのが「ヒト消費」です
ヒト消費とは『ヒト』自体をエンタメとして捉え消費していく活動のことらしいです
イメージ的には、誰からファンになり応援していくと言うことです
これは、決して芸能人やタレントだけの話では無いのです
今の時代、SNSを活用して一般の人でもコミュニティーが作れる時代です
コミュニティーとはファンと一緒につながると言うことです
つまり誰もがファンを持てる時代なのです
ファンといっても憧れの存在とかではなく、このことに対してはあの人詳しいよね〜これだったらあの人に聞いてみよう〜みたいなものです
◯◯と言えば、誰々さん‼️と言うふうに信頼できる人とのつながりのことも意味します
ちょっと違うのですが、近い言葉では「推し」かもしれません
SNSの普及で、自分と同じ趣味を持つ仲間が見つけやすくなったし、オリジナリティーを発信しますくなりました
SNS上では自分の身の回りで消費されていないニッチな趣味でも“同志”が見つけられるのです
つまり誰もがファンを作れると言う時代です
オタクとか変人とかと言われても大丈夫な時代になったのです
「皆と同じものを消費する」時代から、「唯一無二のものを消費する」時代へ移り変わっていったのです
だからこそ、絶対再現性のない唯一のものとは一人ひとりの「個」なんです
何に興味があり、何が好きなのか?
毎日どんな活動してどんな発信をしてるのか?
あなたと言う唯一無二の価値を発信することで、必ずコミュニティーができます
どんな人にでもです
人は商品や会社とつながりたいのではなく、人とつながりたいのです
そんなことがとても大切な時代になりました
人と違うことが価値になり、唯一無二の存在になるのです
すべての人が、唯一無二の「個」を持ってると私は思ってます
そして、そのあなたの価値を待ってる人がいるのです
だからこそ、発信しなければいけないのです
そして、コミュニティーを作り多くの人とつながってください
その中から経済が生まれます
今回はそんなことを思ってブログに書きました
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