不安な気持ちが続くと周りが見えなくなってくると思います
長引く景気の低迷と高い失業率、過酷な労働環境の中でストレスを感じている人は多いのかもしれません
特に若者は恋愛や結婚・出産を諦め、不安な未来の中で余裕を失っているように感じます
株式会社 日向の鳥辺康則です
でもこれは若者だけではなくて中高年にも言えることかもしれませんね
余裕がなくなると周りが見えなくなります
周りが見えなくなると自分のことばかりを考えて、他人に対して優しさがなくなり利他的な思考が低下するように感じるのです
自分さえよければいい!自分のことばかり考えているとこんなことになります
「自分さえよければ、自分が幸せなら……」と自分のことにしか関心を持たない現代人の生き方に危機感を感じます
そんなストレスは「不安」からやってくるものが大きいと言われています
日本人の7割は遺伝的に不安に陥りやすいと言うこともわかっています
幸せホルモンと言うセロトニンの分泌がうまくできないのです
そんな不安な感情を助長するのが「孤独」らしいのです
私自身は「孤独」を否定的に捉えていません
孤独を楽しむこともできるし、プラスに変えることができます
過去にもそのことに対して書いたブログがあります⬇︎
https://117kirei.com/20220113toribeblog/
https://117kirei.com/20210703toribeblog/
ただし孤独から発生する不安と言う感情はとても良くないと思ってます
日本では一人暮らし世帯が4割に迫ろうとしています
頼れる人はいない孤立状態に誰もが陥りうる可能性があります
不安を解消するには、誰かと会話することだと思っています
趣味に没頭したり、好きなことをしたり、おいしいものを食べたりすると不安は和らぎますが一番は人と関わることです
人間と言う生き物は集団の中で生きていっています
基本的にはひとりでは生きられない動物だと思っています
互いに関わることによって補っていけるものだと思っています
先日ローマ人の手紙と言う文章を読みました
このような文章です
「あなたが元気なら、私も元気です」というローマ人の手紙でのあいさつをご紹介します。 Si vales, bene est; ego valeo. あなたが元気ならよかったです。私は元気です。 Si vales, valeo. あなたが元気なら、私も元気です。 「あなたが安らかであってこそ、私も安心できる」という、相手の安否を先に気遣う彼らのあいさつに、思わず心が温かくなります
相手がいて初めて自分が存在する
相手がいて初めて手紙を書くことができるのです
その相手に対して、まずは感謝の意をこめて安否を気遣う習慣がローマにはあるみたいです
誰かを思いやる心の余裕がなくなってはだめだと思うんです
どんなに孤独でも、あなたのことを心配してくれてる人はいます
どんなに不安でも、あなたと同じように不安を抱えてくれる仲間もいます
理想の人生を歩むために自らをすり減らし、息もつけず感情を押し殺しているかもしれません
誰かといるよりも一人の気楽さをを好んでいるのかもしれません
でも周りが見えなくなって自分のことしか考えられなくなると本当に大変なことになります
ちょっとでいいので誰かのことを思い、人は互いに助け合って生きているのだと意識してほしいと思っています
そんなことを思ってブログに書きました
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