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ブームになっている冷凍食品は本当に身体に悪くないのでしょうか?

コロナ禍で冷凍食品の売り上げが爆発的に伸びています

都心部では次から次えと冷凍食品専門店がオープンして連日長蛇の列ができています

株式会社 日向の鳥辺康則です

ある調査によると約4割もの人が週に1~2日は冷凍食品を食べていて、10人に一人は毎日欠かせないという結果になったそうです

いわば国民食になったと言っていいほどの冷凍食品です

そこで一つの疑問が生じます

ほんとに冷凍食品には身体に悪いようなものが使われていないのか?

冷凍食品メーカーに聞くとこのような答えが返ってきます

工場で調理されたお弁当やお惣菜は、配送される間や店頭に並んでいる時間に油脂の酸化や、たんぱく質が変性するなど、いわゆる劣化が進む可能性があります。その点、冷凍食品は出来立てを急速冷凍し、状態をキープできます。冷凍だからこそ、保存料などの添加物が少なくて済むというケースもあるでしょう

他のものと比べ冷凍食品は食品添加物が少ないと言う回答です

ほんとにそうなんでしょうか?

正直比べる対象が違ったらそう言い切れないケースが多いと思います

急速冷凍するので冷凍食品には保存料は不要ですが、添加物は間違いなく使われています

裏の表示を見るとずらりと添加物の名前が並んでいるのが現実です

“便利、安全、清潔”と思われがちな冷凍食品

その裏に隠されている危険性を考えてほしいです

つまり、おいしそうなパッケージの表側に騙されずしっかり裏面を読んでほしいのです

しかし現実的には“冷凍食品を購入するとき、パッケージの表示を見ているか”という質問に対して、裏面の「添加物」を「必ず見る」人は、男女ともに10人に1人程度と注目度が低いのです

“冷凍だから安全”と考えている消費者も多いのではないでしょうか?

例えば餃子で気になるのは乳化剤と加工デンプンです

乳化剤には天然と合成があり、天然の乳化剤は“乳化剤(大豆由来)”などと表記されていることもあります

大豆や卵黄に含まれるレシチンには乳化作用があります

マヨネーズでいうならば、酢と油を卵黄で乳化させたものがマヨネーズです

だが合成乳化剤には使用基準がなくあらゆる食品に添加できます

添加量の規制もなくさまざまな乳化剤を混ぜて使用している場合がほとんどなんです

合成乳化剤には化学的に異なる何種類もの物質がありますがどの乳化剤をどれだけ混ぜたかは表示されていません

法令上では乳化剤の含有量の規制はなく、例えば添加物メーカーの工場で製造された乳化剤、グリセリン脂肪酸エステルの30%が不純物であっても消費者にはわからないのが現状です

また加工デンプンはデンプンに化学薬品を加えて製造した合成添加物です

餃子以外にも麺やお菓子などいろいろなものに使われています

このうちのヒドロキシデンプンは冷凍耐性に優れているため冷凍食品によく使われていますが、原料のひとつ酸化プロピレンに発がん性が認められており、欧州では乳幼児向けの食品への使用を禁止しています

チャーハンに使われているタンパク加水分解物も問題です

タンパク加水分解物は、アミノ酸を主成分とした、加工食品にうまみやコクをつける化学調味料です

法律上では原料が動植物のタンパク質のため食品添加物ではなく食品として分類されている

しかし、実際のところタンパク加水分解物のタンパクとは何の肉をさしているのか不明なのだそうです

クズ肉に塩酸をかけて作ったようなタンパク加水分解物が食品に分類されるとはおかしいですよね

加水分解時には、MCP・DCPなどの発がん性を示す物質も生成されます

子どもから大人まで大好きな「冷凍焼きおにぎり」などに使用されているカラメル色素も注意が必要な添加物です

カラメルというとプリンにかかったおいしそうなソースのイメージですよね

あの茶色は不気味なカラメル色素の色なんです

カラメル色素は“化学合成された合成着色料”です

合成カラメル色素はありとあらゆる加工食品に使われています

食品に使われている着色料でいちばん多いのが、このカラメル色素なんです

カラメル色素の4つの製法のうち、2つにはアンモニウム化合物が用いられ、製造時に発がん性が疑われているイミダゾール化合物が生成されることがあります

でもすべての冷凍食品が危険と言うわけではありません

日本にも1号店が開店したフランスの冷凍食品専門スーパー『ピカール』は、冷凍野菜やクロワッサン、メインディッシュからデザートまでそろうとして、働く女性に人気のお店です

ここで買う商品はちょっと違います

原材料表示のスラッシュに注意してください

食品表示法では、原材料と添加物を分けて記載し、スラッシュ(/)の後に添加物を記載することになっていますが、悪いものはほぼ何も入っていないようです

なかなか立派だと思います

フランスは、食品の安全基準について厳格なところがあり、日本のカツオ節でさえ“燻す過程で発がん性物質が生成されるから”と輸入を長らく認めていなかったほどです

日本ではマーガリンなどに使われているトランス脂肪酸も、フランスでは食品中のトランス脂肪酸濃度の上限値を設定して規制しています

つまり、添加物に頼らなくて冷凍食品は作れるのに日本のメーカーは作っていないと言うことです

過去にも輸入冷凍食品に対しては様々な問題が発覚しています

2002年には中国産冷凍ほうれん草から高濃度の農薬・クロルピリホスが検出されました

それが残留基準値の180倍だったことから、一気に社会問題となったんです

2005年には中国産冷凍ウナギのモニタリングで合成抗菌剤・マラカイトグリーンを検出されました

2007年には、中国製冷凍餃子を食べた人が嘔吐する事件が相次いで起こり、調査の結果、高濃度の農薬・メタミドホスが混入していたことが判明しました

日本列島が「毒餃子」の恐怖に震えたのを覚えている人もいると思います

また2008年にも、中国産冷凍インゲンから基準値の3万4500倍というありえない数字の農薬・ジクロルボスが検出されました

これらのケースによって、中国産冷凍食品のイメージは「毒」一色に塗りつぶされたんです

その中国冷凍食品の日本への輸入は、実は年々上昇してるのです

これだけ危険性が言われてるので、日本人がチョイスしなくなってると思ったら、大間違いで外食産業や様々なところで多量に使われています

冷凍食品が絶対に安心安全だとは言い切れません

参考になる記事をアップするので興味ある方は見てみて下さい⬇︎

https://www.dailyshincho.jp/article/2019/04280800/?all=1

しかし、中には冷凍食品で添加物に頼らずに作られているものもあるみたいと言う結果です

つまり、買うときにしっかりと表示をチェックしてほしいと言うことです

日本人は食に対しての危機意識が他の国と比べてとても低いと言われています

確かに冷凍食品は便利で簡単です

そして最近の冷凍食品はほんとにおいしいと思います

しかし、小さな子供を抱えている親御さんに伝えたいのは子供たちの健康面です

たまに食べる冷凍食品であれば良いのですが、忙しさのあまりそれらを多様化すると添加物によって取り返しのつかないことになる可能性もあるのです

そんなことを思ったので今回ブログに書きました

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