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2022年に観たホラー映画ベスト3を発表します

やってきました毎年恒例のホラー映画ベスト3の発表です

ほとんどの方興味がないと思うのですが、一部のマニアの方に向けて発表するブログです🤣

株式会社 日向の鳥辺康則です

2022年はホラー映画ハズレ年だったと個人的には思っています

特に邦画のホラー映画は大外れです

・貞子DX ・カラダ探し ・”それ”がいる森 ・牛首村などの作品を中心に様々みましたがどれも駄作でした

とっても悲しい日ですが、日本映画界頑張ってほしいです

それではベスト3を発表いたします

第3位 「ザ・ディープ・ハウス


『ザ・ディープ・ハウス』は湖に沈んだ屋敷が舞台の”酸欠”ホラー映画です

映画のほとんどのシーンが水中での展開です

とても斬新なアイデアと見ていて、こちらも息苦しくなってくるような臨場感がたまらなくなるホラーです

監督は『屋敷女』『レザーフェイス-悪魔のいけにえ』のジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロの2人です

大好きの変態監督だけあって、ホラー映画界の中では待望の新作と言えるでしょう

簡単なストーリーはこちら⬇︎

世界各地の廃墟などをアップし登録者数を増やしているYouTuberカップルのティナ(カミーユ・ロウ)とベン(ジェームズ・ジャガー)は、ある湖に沈められた曰くつきの屋敷を撮影が目的でフランスの郊外にやって来た。

湖畔で知り合ったピエール(エリック・サヴァン)から場所を案内してもらい水面下に潜ると不気味な屋敷が彼らを待っていた。

屋敷内を探索、撮影していると不思議な現象や幻影が次々と襲って来る。

危険な雰囲気を察知し酸素量も少なくなり屋敷から出ようとするが、いつの間にか出口が塞がれていた。

パニックとなる彼らの目の前に、想像を絶する恐怖が!!!

https://the-deep-house.com/

ストーリー的には下手な幽霊が気に探索に行くユーチューバーの物語なのですが、設定が水中になるだけでこれだけ変わるのかと言うくらい変化します

本編の約70%を水中でのシーンが占めているという『ザ・ディープ・ハウス』

撮影は水中にセットを組んで行われました

臨場感あふれるリアルな描写が怖さを倍増させており、その怖さは、米国のホラー映画制作会社の名門ブラムハウス・プロダクションズも認めています

謎の水中屋敷に挑む若い男女役を演じるのは、ミック・ジャガーの息子である俳優のジェームズ・ジャガーと、世界で活躍するトップモデルのカミーユ・ロウです

鑑賞前にはぜひ深呼吸をしてから見てください

第2位 「哭悲/THE SADNESS」


実は今年は、台湾ホラー映画が当たり年だったです

第2位に選んだ「哭悲」の他にもNetflixで話題をさらった実話ベースのホラー映画「呪詛」等は話題を呼んだ素晴らしい作品でした

でもやっぱりダントツなのがこちらの作品です

監督を務めるのは、『哭悲/THE SADNESS』が長編初監督となるロブ・ジャバズ。大のホラー映画好きでもあり、様々な名作ホラーからインスピレーションを得て『哭悲/THE SADNESS』の衝撃的なストーリーを作り上げたといいます

特にゾンビ映画に関しては、自分が納得して面白いと思うものが、ここ近年ないことがきっかけになり作ることになったと言うことです

圧倒的なスピード感と恐怖がおそいかかります

簡単なストーリーはこちら⬇︎

謎の感染症に長い間対処し続けてきた台湾。専門家たちに“アルヴィン”と名付けられたそのウイルスは、風邪のような軽微な症状しか伴わず、不自由な生活に不満を持つ人々の警戒はいつしか解けてしまっていた。

ある日、ウイルスが突然変異し、人の脳に作用して凶暴性を助長する疫病が発生。感染者たちは罪悪感に涙を流しながらも、衝動を抑えられず思いつく限りの残虐な行為を行うようになり、街は殺人と拷問で溢れかえってしまう。そんな暴力に支配された世界で離ればなれとなり、生きて再会を果たそうとする男女の姿があった。感染者の殺意から辛うじて逃れ、数少ない生き残りと病院に立て籠もるカイティン。彼女からの連絡を受け取ったジュンジョーは、独りで狂気の街を彷徨い始める。

https://klockworx-v.com/sadness/

パンデミックを経験した後の世界で目を背けたくなるような暴力が横行するという、決して絵空事とは言い切れない衝撃的な映画を創り上げついる

そんな本作は、徹底されたゴア描写とスリル満点のストーリーテリングが話題を呼び、ジャンル映画の権威であるシッチェス・カタロニア国際映画祭のMidnight X-Treme部門に正式出品されました

他にもファンタジア国際映画祭では初監督作品を対象とするNew Flesh Award for Best First Feature部門で最優秀映画賞を受賞するなど、各国の映画祭を席巻

2021年1月の本国公開以降、米映画レビューサイトRotten Tomatoesのスコアも95%フレッシュ(2022/4/1現在)と高い評価で推移し続けています

観るものの感情を大きく揺さぶる容赦なきエクストリーム・ホラーと言う新しいジャンルを確立しました

第1位 「ポゼッサー」


2022年位は第1位は間違いなくこの映画です

鬼才デビッド・クローネンバーグを父に持つブランドン・クローネンバーグ監督の長編第2作です

第三者の脳に入り込む遠隔殺人システムを使う殺人者と、人格を乗っ取られた男との生死をかけた攻防を、冷徹で研ぎ澄まされた映像や過激な描写の数々とともに描くSFサスペンスノワール

見た後の衝撃感がたまらない

トラウマ的な映像とストーリーです

簡単なストーリーはこちら⬇︎

他人の意識を乗っ取って操り、ターゲットを殺害した後に、乗っ取った人間を絶命させることで「離脱」を行う「遠隔殺人システム」。

タシャは「遠隔殺人システム」を使用し、殺人を請け負う企業のエージェントとして働いていました。

タシャの上司であるガーダーは、タシャの殺しの腕を高く評価し、自分の後継者に考えていました。

ですが、ある時を境に、タシャが任務遂行後に、乗っ取った人間を絶命に追い込むことができなくなり「離脱」がスムーズに行えなくなります。

また、タシャは離婚した夫のマイケルと、息子のアイラの存在が気になっていました。タシャはマイケルと離婚した後も、定期的に会っており、家族の時間を過ごしています。

マイケルに、自分の仕事を打ち明けていないタシャは、罪悪感からマイケルと意識的に距離を置こうとしていました。ですが、タシャはマイケルから復縁を提案されます。

マイケルとアイラに「仕事で長い出張に出る」と伝え、再び家を出たタシャは「遠隔殺人システム」による、次の殺しの依頼を受けます。

ターゲットは、データを改修する事業で大成功したジョン・パース。ジョンには娘のエヴァがいますが、エヴァのフィアンセであるコリンを良く思っていません。

タシャはコリンの意識を乗っ取り、精神に異常をきたしたふりをして、ジョンとエヴァを殺害するミッションを与えられます。

そして迎えた作戦決行当日。

タシャはコリンの意識を乗っ取り、エヴァに近付きます

https://ttcg.jp/movie/0831000.html

ある種カルト的な作品なのですが圧倒的な恐怖が襲います

なる『ポゼッサー』は「遠隔殺人システム」という設定や、手加減無しの残酷描写から「R18+」に指定された作品です

ブランドン・クローネンバーグは「刺殺シーンで、刺す回数を1回でも減らしたら、作品が台無しになっていたと思う」と語っており、無意味に残酷描写を入れた訳ではなく、CGを一切使用しないなど、強いこだわりを持ち制作し、独特の作品に仕上げています

本作のタイトルになっている「ポゼッサー」とは「所有者」という意味です

これがどういう意味を持っているのかは、映画を見てから考えてみて下さい

まだまだ紹介したいホラー映画がいっぱいあるのですが、とりあえず年末と言うこともあり、2020年を振り返ってブログに書きました。

ホラー映画好きじゃない人は呼ばないと思うのですが、誰か1人でも役にたつのであれば嬉しいです

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