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酸性の海になるってホント!?

風の谷の○ウシカでも出てくる酸の海

漫画やアニメの中だけの話かと思ったら実は着々と現実世界でも進行中!

 

環境浄化商品を全国の皆様にお届けしている新潟県(周りは田んぼ)の株式会社日向です。今回は皆さんに「現実味を帯びてきた酸の海」についてブログにさせていただきました。

是非最後までお付き合いください。

 

 

さて

酸の海というと、一部の漫画やアニメでも出てくることがありますが、現実味が出てきています。漫画やアニメに出てくるほど強力な酸ではありません…靴がジュ~とかではありません。

 

 

 

では現実世界の酸の海とは?

海は、もともと弱アルカリ性(海面で約pH8.1)

実はこれが年々酸性に傾き始めているんです。

 

1990年 pH8.12

2021年 pH8.05

 

※季節や海流などの影響もありますので一つも目安にしてください。

 

なんだたった0.07くらいの差じゃんと思う方もいらっしゃると思いますが、このわずかな差は生き物にとったら大問題!

生き物の殻や骨格になっている炭酸カルシウム生成を強く妨害するので、海の生物(ウニ、貝類、サンゴなど)には大ダメージ。ウニ、貝類、サンゴなどが育たない海になってしまう。

 

 

 

その結果、ウニ、貝類、サンゴが減ったり絶滅したりするとそれを餌とする生き物が生存できなくなり、サンゴを住処としていた小さな生物が行き場をなくし、その生き物を捕食していた生き物も生きていけなくなる…!食物連鎖(小学6年生理科の教科書参照)というやつです。

 

 

食卓から貝類がなくなるのもそう遠くない未来かも…サザエ、アワビ、ウニ、アサリにハマグリ…!

海外では、ウニやサザエなどの生育に影響が出始めている、との報告もあるようです。

 

 

ではなぜ海が酸性に傾いているのか?原因と解決策は?

 

大きな原因の一つが空気中の二酸化炭素

海は、地球の二酸化炭素のバランスを取っているともいわれ、地球の30%~40%の二酸化炭素は海に吸収されていると言われています。

 

地球の二酸化炭素が増えすぎたことで海が多くの二酸化炭素を吸収し酸性によってしまった、という事のようです。

 

 

であれば、解決策は二酸化炭素の大気放出量を減らすという根本的な温暖化対策以外にありません。

すでに溶け込んでしまった海洋中の二酸化炭素は、海藻(アマモなど)を養殖し海の二酸化炭素を減らしてもらうしかありません。

 

大気中の二酸化炭素というと地球温暖化というイメージがありますが、同じくらいに海の酸性化は深刻な問題。

 

少しでも興味が出た方は『海洋酸性化』で調べてみてください。世界中の研究機関が警鐘を鳴らしています。

では最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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