世界中で不安症の方が増えていると言うニュースを聞きました
さまざまなな世界情勢や先行きの不透明感・コロナ等の影響によって不安症やうつ病患者が世界で増え続けていると言うニュースを聞きました
世界保健機関(WHO)は、世界で精神障害を持つ人は約10億人に上ると伝えています
株式会社 日向の鳥辺康則です
ホラー映画を見ながら日ごろから恐怖や不安と言うものを研究しています
ですから「不安」に対してのアドバイスも少しはできるのではないかと思っています
ちょっとだけ専門的に言うと実は、「不安」と「恐怖」は同じものではないんです
医学的には不安と恐怖の持つ意味は異なるものとして区別されています
違いは感情に対して対象が存在するか、しないかで決定されます
不安には特定の対象が存在せず、恐怖には外的対象がはっきりと存在することです
また不安と恐怖を感じる脳の経路は別々であることが分かっています
不安は脳の三角中隔核と呼ばれる経路を通り、恐怖は前交連床核と呼ばれる経路を通ることでそれぞれの感情が作られています
でも、そんなこと言ってもよくわからないと思うのでざっくりと「恐れ」と言う感情だと思っています
じゃあその恐れはどこから来るのか?
未来や過去の囚われだったり、不確定なものからやってくると言われています
そして考えれば考えるほど不安になったり体調崩したりしてしまうのです
ポイントは完璧を目指さずに考えすぎないことです
心配事の98%は取り越し苦労だと言われています
どんなに未来を心配しても、98%は起こらないと言うことです
そして1人でその恐れを抱え込むのはやめた方が良いです
メンタルが弱ってる時は必ず人の手が必要です
1人で悩んだり苦しんだりすることが1番悪いのです
そのためにも、何でも相談できる友人や仲間がいるということがとてもプラスになります
それでも不安や恐れはゼロにはなりません
では、どうやったらその不安と付き合っていったらいいのか?
まずは「コントールできること」と「コントロールできないこと」を分けるんです
自分の力でどうにかなることと絶対にならないこととあります
自分の力でどうにもならないことを心配しても全く無意味なのです
不安の中身を詳細に言語化して、コントロールできることと、そうでないことに分けてみる
そうすると意外に明確になります
そしてさらに最も大切でシンプルなこととは?
「生きてる=生かされている」ことに感謝することです
「恐怖と感謝は共存しない。」―マイケル・ボルダック(世界No.1目標達成コーチ)
オリンピックや世界大会などで、一流の選手たちは「試合前」にもファンや監督・コーチに感謝の言葉を述べます
なぜならば、心からの感謝の気持ちが不安や恐怖を取り除いてくれるのを知っているからでしょう
人間の脳はマルチタスクができないので、不安と感謝は同時には成立しにくいです
心から感謝を語り、それに満たされると不安は自然と外に追いやられてやがて消えていきます
だからこそ、本当に感謝すると言うことが大切なのです
今生きてることに感謝し、その生きてると言う事は、多くの方々の支えがあって、生かされていると言うことに感謝するべきなのです
また、親や先祖がいなければ今が存在しません
周りの仲間や先輩がいなければ、今が存在しません
常に誰かのお世話になって生きているのです
そのことに意識を向けて感謝することをするだけで、不安は和らぎます
とってもシンプルですが大切なことだと思っています
今日は世界で不安症の方が増えていると言うニュースを聞いたのでこんなブログを書いてみました
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