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お母さんの母乳の中からマイクロプラスチックが検出されてしまいました

今年に入りショッキングなニュースが続きます

イタリアの研究者が母乳からマイクロプラスチックを検出したことが世界で波紋を広げています

株式会社 日向の鳥辺康則です

自然界で完全に分解されることのないプラスチックの破片は、マイクロプラスチックやナノプラスチックになり様々なところに影響与えています

最近では富士山で降った初雪から初めてマイクロプラスチックが検出されました

昨年は南極大陸での新雪からも大量のマイクロプラスチックが検査されたことが世界で注目されました

マリアナ海峡やエベレストの頂上を含めて、マイクロプラスチックの影響受けてない場所は、もう地球上には存在しないのです

そして、人間が排出した大量のプラスチックが形を変えて人間に帰ってきてるのです

今までの研究でマイクロプラスチックは、水道水やペットボトルの水・食塩・食べ物・ほこり・などを経由して人体に入ってきてることが証明されています

昨年は、人間の肺や血液の中からもマイクロプラスチックが検出されたことが世界の問題に挙げられました

さらに、大人から子供まで人間が排泄する便の中から大量のマイクロプラスチックが検出されています

人体に入っていると言うことです

そして、新たなる研究によって食べ物や飲み物だけではなく吸っている空気や経皮吸収によるナノプラスチックの侵入が確認されています

つまり、この地球上においてプラスチックの影響を受けてない場所は存在しないのです

つまり我々が食べるもの・飲む水・吸う空気にマイクロプラスチックが含まれています

研究では平均で毎年約5万個のマイクロプラスチック粒子を摂取し、ほぼ同量を吸い込んでいるといいます

2021年の別の調査では、人間は毎週平均してクレジットカード1枚分のプラスチックを摂取していると言うことがわかっています

そしてそれらの影響を一番受けやすいのが赤ちゃんです

赤ちゃんの体内プラスチック被曝は成人の10倍以上と言われています

昨年は、お母さんの胎盤の中から大量のマイクロプラスチックが検査されたことも問題になりました

そしてさらに、今年に入り母乳の中からマイクロプラスチックが大量に検出されたのです

抵抗力が弱い乳児にとってどんな影響があるのでしょうか?

それはこれから言及されると言われています

そんな中で、イタリアではある議論がなされています

それは授乳をやめたほうがいいのか?と言う問題です

授乳を与えると当然赤ちゃんにマイクロプラスチックが侵入します

そのことを考えると、授乳をためらうお母さんたちが現れてきていると言うことです

では、哺乳瓶で粉ミルクを与えたら大丈夫なのか?

実際は使われる水の中にも混入してますし、ある特定の哺乳瓶からは大量のマイクロプラスチックが検出されていると言う事実もあります

過去には、アイルランドで行われた分析によると哺乳びんから何百万個ものプラスチックの微粒子がミルクに流出た事実があります

どちらにしても100%赤ちゃんが影響しない事は考えづらいのです

今回の発表を踏まえて、研究者たちは次のようなことを言っています

授乳のメリットは、汚染物質のデメリットを上回ります

どのみち回避できないとしても、やはり授乳のメリットは赤ちゃんにとっては大きいのです

ですから、授乳をためらわないように発表しています

さらに研究者たちは、妊娠・授乳期に汚染物質にさらされないための画期的な方法を見つける努力をすると付け加えています

それらの画期的な方法を期待すると、同時に今起きている現状をきちっと受け入れて対処しなければいけないのです

そんなことを今回のショッキングのニュースから感じたのでブログに書きました

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