全国で猛威を振る鳥インフルエンザって大丈夫なのでしょうか?
今日本の至る所で猛威をふるっている鳥インフルエンザです
全国で殺処分される鶏などの数が1000万羽を超えて鶏肉や卵の値段にまで影響が及んでいます
株式会社 日向の鳥辺康則です
メディアでは価格の物価上昇ばかりが取り上げられてますけど安全性は大丈夫なんでしょうか?
感染源は「渡り鳥」と言われているので、感染源を遮断することは難しいと言われています
だから、日本だけではなく全世界で鳥インフルエンザが大流行してるのです
ウイルスが西欧・北欧・東欧の複数の国の家禽と野鳥の間で流行しそして多くのアフリカの国に広がりました
欧州で鳥インフルエンザの大流行を引き起こした上、アジアと北米の複数の国に広がったのです
研究によると現在世界的に流行している鳥ウイルスは、自然界のさまざまな野鳥由来の鳥インフルエンザウイルスと複雑な遺伝子再構成を行い16種の遺伝子型を形成していると言われています
中国では4種の遺伝子型が確認されています
鳥インフルエンザは病原性やウイルスの型によって、「低病原性」「高病原性」などに区別されます
「高病原性」の場合、感染した鶏は10日以内に75%以上の確率で死んでしまいます
ですので日本国内では、「家畜伝染病予防法」で養鶏場で鳥インフルエンザが発生した場合、その農場で飼われている鶏は「全て殺処分する」と定められています
その上で、ウイルスは胃酸に弱く熱にも弱いです
これまで鶏肉や卵を食べて鳥インフルに感染した報告はありません
これは事実なのですが、体に安全かと言うと疑問も残ります
なぜならば過去には鳥インフルエンザが人に感染した実例があるからです
鳥インフルエンザウイルスは、ヒトへの感染によりウイルス遺伝子の再集合がおこり新型インフルエンザが発生する可能性があるのです
WHOがもっとも警戒している事態です
もし流行すれば、世界で30億人に感染し6千万(最悪の場合は5億人)が死亡するという予測もあります
1997年香港においてH5鳥インフルエンザに18名が感染6名が死亡しています
ヒトからヒトへの感染はありませんでした
2003年2月に同じく香港においてH5鳥インフルエンザウイルス感染が2名で確認され、うち1名は死亡していますがその後の感染の拡大はありませんでした
2003年3-4月オランダではH7鳥インフルエンザウイルス流行の際に、防疫に従事したヒトを中心に数十人のヒトが結膜炎を、十数人インフルエンザ様症状を呈しました
死亡した獣医師1名の肺から鳥インフルエンザウイルスH7N7が分離されており家族内でのヒトからヒトへの感染が疑われています
他にも鳥インフルエンザが大流行したベトナムではすでに7人が感染し6人が死亡している
タイでも1人死亡しています
しかしヒトが鳥インフルエンザウイルスの感染を受けるのは、病鳥と近距離で接触した場合です
またはそれらの内臓や排泄物に接触するなどした場合が多く、鶏肉や鶏卵からの感染の報告はありません
ですからむやみに怖がる事は無いのですが、今後どのような変異を示すのかは誰にも予想つきません
猛烈な致死率があるのでもし今感染してる鳥が人間だったらと思うとちょっと怖いです
ウィルスは周りの環境によって発生したり、変異したりすると思っています
我々が渡り鳥の住処を奪ったり、自然界を壊した結果として起きた可能性もあります
環境破壊や環境汚染がへ進むにつれ、ウィルスが変異しながら猛威をふるっているように感じます
つまり人間がエゴの中で、地球環境を壊した結果発生している可能性もあるのです
私はそのように思っています
そして、人への感染がないことを祈りながら見守りたいと思います
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