執着心を手放さないと苦しい人生が続くかもしれません
今の時代「手放す力」って大切だと思ってます
人間関係も含めて断捨離をすることや過去の名誉や成功事例をリセットすることなども含めてとても大切だと思います
株式会社 日向の鳥辺康則です
地位や名誉もあり十分なお金もありながら、それを失うことに執着を持って苦しんでいる人がいます
ものすごいお金持ちなのに、お金が減ることが怖いと言うのです
執着はどこから来るのだろうか?
1つ目は、不安や恐怖心から来ると思ってます
人は変化を恐れる生き物だと思っています
変わらなきゃいけないのに、一方で変わりたくないと言う執着が生まれます
しかしすべての物事は時とともに、常に変化していると言うことを受け入れなければなりません
どんなものに執着しても、それは永遠に続くものではなく常に変化するのです
常に変化を受け入れつつ、うまくいかなければうまくいかないところを改善しながら、自分がうまくやっていける妥協点を探るしかないのです
失うかもしれないから怖いというより、怖がっていてもどうせ失われると思ったほうがいいんです
2つ目は、完全主義や理想主義が執着を生んでしまっているケースがあります
執着するということはすなわち、自分じゃない誰かや物など何かしらの対象が存在するということです
若さや美への執着なんていうのもあります
今の状況から少しでもマイナスが生じると悔しいと言う感情が生まれたり、不安が生まれてしまったりするのです
完璧主義者ほどその傾向があります
でも、もともと完璧な人っていないから
ほどほどがちょうどいいんだと思います
常に100点を目指す人は99点でも苦しみます
常に50点の人は時に70点で喜び、時に35点で反省します
人生ほどほどがいいのです
だからこそ、多くのものを学ぶことができて成長すると思ってます
執着というと「恋愛関係」を連想する人が多いかもしれませんが、夫婦関係でも・親子関係でも・仕事や会社・友人知人・お金や持ち物などなどありとあらゆるものが執着の対象となり得ます
特に環境の変化による不安から、ますます「手放すまい!」と頑なになってしまいがちなのです
「執着」は周囲の人間も・自分自身も誰も幸せにしないものです
早々に自覚して手放して次の局面に進むしかないのです
(株)環境保全研究所の故・西銘生義会長は、本当に執着のない人でした
お金はたくさんあるのに、いつもボロボロのポロシャツと使い古した財布
物への執着もなく、失うことへの執着もありません
そんな中で、こんなお話を聞かさしていただいたことがあります
私は与那国島のとても貧乏な家で生まれたことに感謝をしている。お金がなかったからこそ学べたものが多かった。お金の大切さ・家族が助け合うことの大切さ・働くことの大切さなど何もなかったから学ぶことができた。他にも周りの自然の豊かさに気づき、恩恵をいただいて暮らすことを感じることができた。他人の優しさや自然の恩恵を感じることができた。何もなかったから学べたのです。
何もなかったところからスタートしたので、何もないところに戻るだけだと言ってました
そこには執着がなく感謝しか存在してませんでした
変化を常に受け入れて、執着せずに時流な波に乗っていくことが大切だと言うことです
行雲流水という、「物事に執着せず行動すること」を表した言葉があります
未来を見て心配するわけでもなく、過去を考えて悔やむわけでもありません
今この瞬間瞬間が大切なのです
今起きることに集中して全力を尽くすことが大切なのです
自分を真から幸せにできるのは自分だけです
自分の思考や意識が変わるだけで幸せになるのです
そのためには、手放すことの力が必要です
受け入れることの力も必要です
今回はそんなこと思ったのでブログに書きました
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