世界の極度の貧困者は減少傾向にあることがわかりました
SDGsの目標の一つとして「あらゆる場所であらゆる形態の貧困をなくす」が掲げられています
しかしコロナによる世界パンデミックで極度の貧困者は一時的に増加傾向になった現実があります
株式会社 日向の鳥辺康則です
しかしその数字も今回発表された世界開発センターの情報によると減少傾向にあるとのことです
世界開発センターは2050年には世界で極度の貧困状態にある人々の割合が2%を下回ると予測しました
2019年には世界で約6億4,800万人が極度の貧困状況にありました
世界人口の約8%です
それが2050年には2%を下回ると言うことなのです
とっても明るい兆しがあるみたいです
ただし国連が掲げた2030年までのSDGs目標達成には至らないと言うことです
極度の貧困とは具体的にどんな状態なのか?
世界銀行は、1日2.15ドル(320円)以下で生活している人は極度の貧困状態にあるとしています
一見聞くと1日320円あれば生活できそうに感じる方もいるかもしれません
しかしこの中には移住費や光熱費や水分の確保なども全て含まれるのです
極度の貧困状態にある人の多くはサハラ以南のアフリカに住んでいます
1990年には極度の貧困状態にある人々の13%がサハラ以南のアフリカに住んでいましたが、2022年には62%に増加していると推定しています
日本で普通に生活していると、アフリカといってもイメージがつかないかもしれません
しかし、実際にそこには極度の貧困な人がたくさんいると言う現実があります
そんなアフリカも少しずつ高度成長の波が来ています
今回の調査では極度ではないにしても貧困の方のデータも出ています
1日10ドル(1400円)で生活する人々です
2019年には1日10ドル以下で生活している人々の数は世界の約57%もいました
世界人口の2人に1人以上はそのような生活をしているのです
これは決して他人事ではありません
日本国内でも極度の貧困に苦しんでいる子供たちのことが話題になります
1日1食の生活を余儀なくされている方々も日本国内にたくさんいるのです
貧困と言えばアフリカやインドのイメージがありますが実際は国内でも広がっているのです
世界の富を握る1%の人たちが、ほんの少しだけ手を差し伸べるだけで世界中の貧困は一瞬でなくなります
すべての財産を提供しなくても、ほんの少しだけ愛を与えるだけで解決する問題なのに・・・
実際は解決しないのです
この現実から我々は何を学ぶべきなのでしょうか?
極度の貧困層が少なくなる事はとても良いことです
日本人として日本に生まれたことに感謝をしできることを精一杯していきたいですね
そんなことを感じたのでブログに書きました
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