「認知の歪み」が生きづらさの1つの要因かもしれない
これほどまでに生きづらい時代があっただろうか?
様々な外的ストレス要因を感じながら、メンタルヘルスの問題を抱えて生きづらい世の中になってしまった
株式会社 日向の鳥辺康則です
この生きづらい世の中の原因て何なんだろうか?
先日あるコラムを読んでいたら、一つの要因が「認知の歪み」かもしれないと言うことを知りました
そもそも「認知の歪み」って何?
認知の歪みとは、「人がそれぞれもっている、思考のクセ」と言うことらしいのです
言い方を変えると「その人の考え方のクセ」
それぞれ人間によって考え方のクセがあることを知ってましたが、それを認知の歪みって言うんですね
この考え方のクセは、生まれた後の様々な外部影響によって作られていくみたいです
特に小さい頃の親からの影響が強いみたいです
褒められて育つ子はポジティブに捉えるようにクセがつくし、何事も叱られて育つ子はネガティブなクセがつくと言うことです
つまりそのクセは自分が生きてきた集大成の塊みたいなものです
そして認知行動療法の基礎を築いた精神科医のデビッド・D・バーンズは、「10種類の認知の歪み」として10のパターンを挙げたそうです
興味ある方がいるかもしれないので書いときますね
1. 全か無か思考(オール・オア・ナッシング)
物事を「白か黒か」「勝ちか負けか」で考えてしまう傾向です
2. 過剰な一般化
1つうまくいかないと、すべてがうまくいかないと思ってしまう思考のクセ
3. 心のフィルター
起こった出来事をすべて悪い方向に解釈してしまう傾向のことを言います
この思考にとらわれすぎると、解決に向けた行動を起こせず、その人がもっているスキルや能力を発揮しづらい状況に追い込まれてしまう場合がある
4. 拡大解釈と過小評価
悪い出来事をおおげさに捉える一方で、良いことは適切に評価できない思考のパターンが、これに当てはまります
人間、誰しもがしがちな考え方の傾向でもあります
5. 感情的決めつけ
自分の気分や感情が良いか悪いかによって物事を判断してしまう傾向です
6. マイナス化思考
中立的な出来事も、自己否定的にマイナス解釈してしまうというものです
7. 結論の飛躍
現実とは異なる悲観的で絶望的な結論を飛躍して出してしまう思考のクセ
先読みや深読みをしすぎるパターンです
8. すべき思考
具体的な理由がないことも「〇〇すべき」と考えてしまう思考パターンを指します
9. レッテル貼り
状況や自分自身などについて、部分的情報から全体をネガティブに判断してしまう傾向です
10. 個人化
ネガティブな出来事の原因を、すべて自分の責任へと還元してしまう考え方のクセのことです
これどれもあるあるでしょう
私もいくつか当てはまってる思考のクセがあると思います
問題は、これらの思考のクセが悪いと言うことではありません
ただし、今の生活の中でトラブルが多かったり悩んでいたりしたら、この思考の癖を変えるべきかもしれないと言うことらしいのです
つまりはクセなので変えられるのです
では、どのように変えていったら良いのでしょうか?
ここから先は私が読んだコラムを参考にしてください⬇︎
私は何事も環境が大切だと思ってます
特に小さな頃の家庭環境や生活環境によって、その後の人生は大きく作用すると思ってます
その思考のクセをつけてしまうのが、子供の頃と言うことです
だからこそ、常にポジティブな言葉を子供たちに投げかける努力をしています
一緒になって考えたり、一緒になって悩んだりします
そのようなことが大人になってからとても影響すると思ってるからです
クセ自体は、その人が生きていく上に当たって身に付けなければならないものなんです
でも、今の人生が楽しくなくて歪んでいるのであれば変えしかないのです
そのクセが変えられると知っとくだけでもとても大切だと思います
今回はそんなこと思ったのでブログに書きました
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