地球の気温が「未知の領域」に突入することが発表されました
ただいま沖縄で台風2号が直撃することを身をもって経験しています
この時期に台風が直撃することってとても稀だと言うことです
株式会社 日向の鳥辺康則です
「地球の気温はいよいよ『未知のゾーン』に入る」
こう警鐘を鳴らしたのはWMO(世界気象機関)のペッテリ・ターラス事務局長です
’23~’27年のいずれかの年に、世界の平均気温が過去最高となる確率が98%に達するといいました
人類が過去に遭遇したことのない未知の領域に入るのです
この原因が、今年発生することが決まっている「エルニーニョ現象」です
エルニーニョ現象とは南米沖の太平洋の海面水温が平年よりも高くなる現象です
ただし今年発生するエルニーニョは通常のものとは違うんです
実は今年は冬まで「ラニーニャ現象」が起きていました
2月まで通常より海水温が低い状態だったんです
それが急激に反転するような形で上昇する特別な現象が起きたのです
冬にラニーニャ現象か発生して夏はエルニーニョ現象となれば47年ぶりの現象となります
映像で見たい方はこちらを見てください⬇︎
このことが一体何をもたらすのか?
一般的にはエルニーニョが発生すると世界各地では干ばつや洪水などの異常気象が起きやすくなります
また海面水温が高くなることで、豪雨をもたらす積乱雲が発生しやすくなると言われています
台風にも関係します
台風の寿命は長くなり大型化しやすくなります
局地的には信じられないくらいの雨が降り、また別の場所では信じられない熱波が遅い干ばつが深刻化します
もうその兆候は起きています
干ばつが続いていたスペインが一転して豪雨に襲われています
スペインでは先週まで干ばつが続き、年間降水量の4分の1程度しか雨が降っていませんでした
しかし一転して豪雨が襲い続け各地で洪水が発生してます
局地的には雹(ひょう)の嵐が襲い、降り注いだ雹が強い風で流されていきます
中国でも同じような現象が起きています
猛烈な熱波で苦しんでいた地域が一気に水害で水没してるのです
中国西部にも発達した低気圧が襲い多くの河川が氾濫し多くの方が被災しています
映像で見たい方は、こちらを参考にしてください⬇︎
エルニーニョが発生すると日本はどんな天候になるのでしょうか?
海面水温が高くなることで豪雨をもたらす積乱雲が発生しやすくなると言われています
南米沖の海域の海水温の上昇は大気の流れを動かす力があります
その影響によって日本の夏を左右する太平洋高気圧を弱める効果があるのです
これにより、「梅雨が長引く」「冷夏」「暖冬」になりやすいとされています
しかし実際はそうならない可能性もあるのです
その理由が今年は2月までラニーニャ現象です
エルニーニョ現象とは逆で夏は暑く冬は厳しい寒さになる傾向があります
ラニーニャ現象の影響が残っているためエルニーニョ現象が起きても、この夏に日本は気温が下がらず暑い夏になる可能性があるのです
しかし間違いなく言える事は、気象庁は特に短時間に降る猛烈な雨が増えているため、急な浸水や小さな川の氾濫に警戒してほしいと呼びかけています
線状降水帯と言うものです
正直未知の領域に入ると言うことで、気象庁ですら予測するのが難しくなっている現状があります
我々がもたらした様々な環境汚染や問題が具体的に目の前で現れ始めてます
それでも無関心でいれるのでしょうか?
この影響によって、間違いなく世界の穀物価格が高騰します
そして食料を奪い合う時代が来るのです
世界食糧危機と言うことも現実化してます
それでも無関心でいれるのでしょうか?
日本人は最終的にはイモと米だけで生活しなければいけないと警告してる学者もいます
そんな日が本当に来るのでしょうか?
絶対に来ないと誰が断言できるのでしょうか?
再三環境問題のことをブログに書いてますが、なぜなのか?
逃げられない現実だからです
1人でも多くの人がそこに目を向けて解決する方法へ行動することを呼びかけたいからです
そんなことを強く思ってブログに書きました
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