日本の「食品表示」には抜け穴がある事はあまり知られていない

スーパーに行って商品を買うときに裏の食品表示を見る人ってどれぐらいいるのでしょうか?
その食品表示には実は抜け穴があると言うことも事実です
株式会社 日向の鳥辺康則です
育ち盛りの子供たちを抱える親としては口に入れるものは、極力食品添加物の少ないものを選ぶようにしています

なぜならば、食品添加物の中には人体に悪影響及ぼす「毒物」が多数存在しているからです
だからこそ食品表示は大きくはっきりと書いて欲しいのです
しかし現実は小さな字で裏の表示に書かれています
元食品会社研究室室長で食品コンサルタントの小薮浩二郎氏はこんなことを言われてました
「本来なら、原材料名などはパッケージの裏にコソコソと書くのではなく、表に分かりやすく書いて、消費者に対して情報開示をしっかりするべきだと思います。ただ現実には、売り上げのために(法律内で)巧妙に隠そうとしているメーカーも少なくない」
私もその通りだと思ってます
当然各メーカーは厚生労働省の指示によって規定量の食品添加物を使用しています
しかし厚生労働省が許可した基準値だから絶対に間違いは無いのでしょうか?
実際は人体に与える影響はいくら厚労省が安全と認めていてもまだ誰にも分かっていないのが現実です
また食品添加物の種類によっては化学反応によって別の毒物変化する頃もあります

代表的なものは亜硝酸ナトリウムです
ハム・ソーセージ・明太子・たらこ製品によく含まれています
亜硝酸ナトリウムは豚肉に含まれるアミンと化学反応によって『ニトロソアミン」という発がん性物質に変化することが知られています
しかし本当の問題はここからなんです
日本の食品表示には抜け穴がいくつかあります
抜け穴1つ目は「一括表示」
日本国内では種類が多い添加物はすべてを表示せず「一括表示」することが許可されているのです
これによりメーカー側がどんな物質を実際に使っているか、消費者には分からない仕組みになってます
これこそが食品表示の大きな問題なんです

例えばほとんどの加工食品に使われている調味料(アミノ酸等)や酸味料などです
実際には数十種類の食品添加物が使われていますが、表示はまとめて一括表示になっています
ソースやカップ麺・冷凍食品などに含まれる加工でんぷんも何種類も疲れていても一括表示になっています
パンなどをふっくらさせるために使われるイーストフードも実際には18種類の物質があるのですが、何種類か使われていても一括表示になっています
結果から言うと、消費者にわからないようにごまかされてるのです
これが1番の問題だと言うことです
はっきりと明記しているのであれば、消費者は自分たちの判断基準で買い物をすることができます
しかしその権利ですら日本の表示方法では奪われているのです
抜け穴2つ目は「キャリーオーバー」です

『キャリーオーバー』と呼ばれる制度はあまり聞いたことない人もいるかもしれません
添加物が製造の過程で使われていても最終的に残っていない、もしくは少量の場合は記載しなくてもいいと言う制度です
この制度で1番問題はその判断はメーカー自身がしているところです
メーカーが自由に決められるところがあるのです
食品添加物が少量残っていても、メーカーの判断で明記しないことができるのです
正直、都合が悪ければ隠すことも平気でできます
簡単・早い・安い・便利と喧伝されている食品には、必ずと言っていいほど大量の食品添加物が使われています

つまり現代人は便利さと引き換えに不必要な添加物を体内に取り込んでいるのです
何十年後かに現れる影響を考えると控えなければいけないと思ってます
特に小さな子供を抱える親としては、他人事では無いのです
今回はそんなことを思ったのでブログに書きました

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
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