世界の飢餓人口はいったい減ってるのでしょうか?
世界が2030年までに達成をめざす17の環境や開発に関する国際目標SDGs(持続可能な開発目標)の一つである「飢餓をゼロにする」は一体進んでるのでしょうか?
今回国連が発表した特別報告書によると、想像していたものと違う現実があることがわかりました
株式会社 日向の鳥辺康則です
実際は飢餓の人口は減るどころか増えているのです
2022年に世界で慢性的な飢餓に直面していた人が7億3500万人に達しました
この数字は19年から1億2200万人増加したと言うことを示しています
コロナ前よりもさらに増えて悪化してるのです
SDGsが掲げている30年までに飢餓を撲滅するという目標が達成不可能な状況だと言う現実です
地域別では南米と大半のアジア地域などで状況が改善している一方で、カリブ・西アジア・アフリカでは悪化しているということです
実際に東南アジア何かに言うと、ものすごいスピードで高度成長してることを感じます
昔の日本みたいな形でどんどんビルが立って経済が発展していってます
しかし、世界を見るとアフリカや西アジアなどではまだまだ貧困が現実的なこともわかりました
目標に対して頑張って行っているが、達成できる見込みがない
これは貧困問題だけじゃないんです
なんと国連が掲げたSDGsの多くが達成できないと言う予測なのです
今年は30年までの折り返しの年になります
ご存知の通り15年の国連総会で採択されたSDGsは、貧困や格差・環境などの課題に対処するための17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットから構成されています
半分が過ぎた段階で達成できる見込みがないものが多いと言うことです
実は順調に進んでいるのは約15%しかないのです
例えば5歳未満の子どもの死亡率を2・5%より低く抑えるターゲットを130カ国以上が達成してます
インターネットに接続可能な人口は22年には53億人に達し15年から65%増加しました
このような事は達成できているのですが、肝心な部分が逆に後退してるのです
データの評価が可能な約140の指標あります
そのうちの約48%が「大きく軌道を外れている」、約37%が「停滞または後退」としたと言う結果です
特に貧困問題や子供たちの学校教育問題は逆に後退している現実があります
原因には新型コロナウイルスの感染拡大や気候変動などを挙げられてます
ロシアによるウクライナ侵攻の影響も大きく、世界の食料品やエネルギーの価格高騰を招いたとしています
しかし、どんな突発的なことがあってもあまりにも未達成が多くてびっくりしています
本当に達成する気があるのでしょうか?
それとも単なるパフォーマンスなんでしょうか?
グテーレス事務総長は目標への遅れに不満を示しており、「この報告書は警鐘を鳴らし人々と地球への救済計画を呼びかける」と訴えています
そもそも、国連が掲げたSDGsを本当に達成しようとしてる国ってどれぐらいあるんでしょうか?
これもまたパフォーマンスに過ぎないのでしょうか?
いろんなことが考えられますがあまりにも達成が困難だと言う項目が多すぎてびっくりします
最初から達成する気がないとしか言いようがありません
そんなふうに感じてるのは私だけでしょうか?
日本に住んでると関心がないことかもしれませんが、少しでも関心を持って意識してほしいと思っています
そんなことを感じたのでブログに書きました
No comments yet.