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今年の台風の勢力はなかなか衰えない理由があるんです

日本には影響がなかった台風5号ですが、フィリピンを始め中国全土で猛威をふるいたくさんの死者が出ています

今年はスーパーエルニーニョの影響で台風が猛威を振るうことがわかっています

株式会社 日向の鳥辺康則です

この台風5号の影響で中国では5日間以上に及び驚異的な豪雨が発生し計300万人以上の人が被災にあいました

北京市ではこの140年で最多の降水量を記録して亡くなった方も大勢出ています

どれぐらいすごかったかは映像を見てください⬇︎

https://youtu.be/3eU7-2c0IpM

そして次は台風6号が沖縄を始めとして日本列島に勢力を保ちながら向かっています

通常はある一定期間が過ぎると台風は熱帯低気圧に変わります

勢力が落ちると言うことです

しかし、今年の台風は全く違うんです

勢力が落ちないまま、長期間にわたって移動し続けるんです

例えば2023年2月5日、インドネシアのバリ南部やオーストラリア北西部の広い海で、熱帯暴風雨(サイクロン)「フレディ」が発生しました

インド洋を横断した「フレディ」は実に5週間もの間勢力を維持したまま多くの国々に甚大なる被害をもたらしたのです

台風が5週間もの間消失しないことだってありません

一体何故なのでしょうか?

それは海水温の高さです

日本に被害を与えている台風6号も通常は本当に近づくと海水温が低くなるので勢力が衰えて低気圧に変わります

しかし、今年の日本近海の海水温は非常に高いのです

通常27度以上あると、台風は勢力を増します

今現在の日本近郊の海水温は29度以上です

これによって、勢力が衰えるどころか、勢力増しながら前進してるのです

世界中の海の海水温は、観測史上最も高い温度になっています

それらが台風の発生と勢力の維持に関わっているのです

さらに海水温だけではないんです

偏西風の蛇行も大きく影響しています

偏西風は本来は緩やかな動きをしていましたが、今は南北に激しく蛇行しています

蛇行が激しくなった要因は『北極の温暖化』が非常に大きいと考えられてるみたいです

偏西風は北極と熱帯の温度差が少ないほど風が弱くなります

北極の温暖化で寒暖差が少なくなった結果で大きく蛇行しているのです

へこんだところに高気圧が溜って無風になり台風が停滞して遅くなっている

つまり、ものすごいゆっくりな台風がたくさん発生すると言うことです

スピードがゆっくりになった分、海水温が高い地域を通るとますます勢力を巨大化して進みます

このダブルの影響で、今回みたいな台風ができているのです

つまりは人間が、このようなモンスターの台風を作り出したと言うことです

異常気象がニューノーマルなったらどうなるのか?

日本では間違いなく春夏秋冬がなくなり四季が“二季”になります

そのことをわかりやすく説明してくれる動画もあるので、興味ある方は見てください⬇︎

https://youtu.be/mgQVhE7N094

温暖化による海水温の上昇や北極の影響による偏西風の蛇行など全て人間活動が原因で作り出された結果でしかないのです

他人のせいではなく、一人ひとりの我々の責任として今回の異常気象が起きています

誰かに頼るのではなく、自分たちしか変える力がないのです

そのことをちゃんと認めなければいけません

台風6号は本土に近づきながら勢力を増しています

本当に被害が最小で済むように心から祈っています

最後まで読んで下さってありがとうございます

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