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過去最悪の被害をもたらしている「熱帯性低気圧」は他人事ではない現実です

内戦が続く北アフリカ・リビアで発生した洪水で過去最悪の被害が拡大しています

地中海沿岸にあり被害が最大とされる東部デルナの死者が5300人に上り、数千人が行方不明になっている

株式会社 日向の鳥辺康則です

現地の映像を見るたびに心が痛くなります

英BBCは救助担当者の話として、多くの遺体が海に流され行方不明者の捜索が難航していると伝えてます

数千人と言う規模の行方不明者は海に流されたと言うことです

発見されるのも難しいと言われています

一体どこまで被害が拡大するのか?

通常リビアはあまり雨の降らない乾燥した荒れ地です

ふだんは水が流れていない枯れ川がたくさんあり、天は恵みの雨として喜ばれている土地です

そんな土地に今回一体何が起きたのか?

世界気象機関(WMO)などによると、リビアに豪雨をもたらしたのは「メディケーン(地中海ハリケーン)」と呼ばれる台風のような低気圧だったそうです

正式にはハリケーンじゃないんです

熱帯性低気圧がこの被害をもたらしました

24時間に750ミリという平年の1年半分の記録的な雨を降らる化け物みたいな低気圧です

そしてリビアで雨が降ってわずか4時間で、国の3分の1が水没したのです

これは他人事ではないことです

海水温が異常に高い今年は低気圧が化け物みたいに発達します

日本でも台風で被害を受けている地域が拡大しています

また台風が去った後などでも線状降水帯が発生し、被害を拡大させています

一般的な低気圧ですら要注意しなければならない異常事態なんです

日本を含む北西太平洋・アジアで台風(タイフーン)と呼ばれている現象は、アメリカなどの北中米ではハリケーン、その他の地域ではサイクロンと呼ばれます

タイフーン(台風)は、北西太平洋に位置する強い熱帯低気圧です

台風は発生数が最も多く勢力も最強です

ハリケーンは、北部大西洋・東部北太平洋・中部北太平洋および南東太平洋に位置するものを指します

なお西経域のハリケーンが北西太平洋に入ってきた場合それ以後は台風と呼ばれることになります

サイクロンは低気圧を総称的に示す用語でもあるのですが、北インド洋・南インド洋からオーストラリア・南太平洋にかけて発生するとサイクロンと呼ばれます

しかしその実態は全て「熱帯性低気圧」なのです

このところ台風の被害は毎年過去最悪という報道が続いています

年々巨大化し我々に被害をもたらせてます

これらの熱帯性低気圧の巨大化と地球温暖化はほんとに関係がないのでしょうか?

当然関係ありますよね

我々がもたらした被害だと言うことです

だから他人事では無いのです

私たちが環境破壊や気候変動を後送りにしてきた結果起こっている出来事なんです

誰かがやってくれるだろうと言う何の根拠もない期待がこれだけ自体は悪化させてます

今ここにきて一人一人が立ち上がらなければいけません

そして何を言うかではなく、何をするかと言う行動に出なければいけないと思ってます

我々でできる環境問題の対策はたくさんあります

被害がこれ以上拡大しないように祈りながら、未来の地球のために確実に行動していきたいです

そんなことを思ってブログに書きました

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