世界で洪水危険地域が拡大している現実がある
先週ニューヨークで100年に一度と言われる大雨が発生し都市部が冠水したことが世界のニュースで流れました
上空の寒気を伴った低気圧つまり寒冷渦の影響で雨雲が発達したことが原因と報道されています
株式会社 日向の鳥辺康則です
ジョン・F・ケネディ国際空港では29日(金)の雨量が約200mmに達し1948年の統計開始以来最も多い記録を更新しました
セントラルパークの雨量計でも150mm近い雨を観測しています
詳しく知りたい方は、こちらの動画を見てください⬇︎
https://youtu.be/-E3d3Aif9XM?si=I1K6E_yL9Zj2jBRO
このような記録的な大雨が世界各地で広がっていると言う現実があります
世界全体で見ると「100年に1度の洪水」(任意の年に100分の1の確率で発生する洪水)に見舞われた場合に水深1.5m以上の浸水被害を被る恐れがある居住地は世界で5.2%になるそうです
1985年の4.3%から増加していることは間違いありません
影響が最も出ているのは東アジア・太平洋地域です
大規模な洪水のリスクにさらされている居住地の割合は1985年から2015年の間に7.8%から9.5%に増加しているのです
特にラオスとバングラデシュでは洪水被害に極めて遭いやすい居住地の割合が20%を超えてます
またベトナムでは30%を超えている現状があります
中国も大洪水に見舞われる恐れの高い居住地が1985年の8.1%から2015年には9.8%に増加し報告された中で7番目にリスクの高い国となっています
他には日本、香港、スイス、オーストリア、クロアチア、韓国、スロベニア等が上位に入っています
私たちの住んでる国である日本も洪水リスクが高まっているのです
1985年から2015年の間に洪水リスクの高い居住地は世界全体で122%増加しているそうです
いつ何時自分の街が洪水の被害に合うかは誰もわかりません
日本で住んでいると絶対に大丈夫だと言う場所はないと言うことです
線状降水帯などという言葉は、20年前には聞くことがあまりありませんでした
今では毎年頻繁に出てくるワードになっています
局地的な豪雨と言うやつです
これも全て気候変動や異常気象と関係があるのです
つまりは我々人間の活動によって引き起こされた人災ということです
まずはその現実をしっかりと見なければいけません
その上で我々のできることを、日々精一杯やるしかないのです
どんなに環境問題に無関心でも、無関係な方は一人もいない
そんなことを思ってブログを書いてます
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